当院と第一薬科大学薬学部漢方薬学科和漢薬物学分野の森永先生との共同研究が実を結びました。漢方薬のセンノシドA・B評価の論文が、日本大腸肛門病学会の公式英文誌に掲載されました。漢方薬に含まれる下剤成分である「大黄」の強さを分析したものです。この結果、痔疾患に用いられる乙字湯についてメーカーにより強さに差があることなどが分かってきました。今後の便秘治療、痔疾患治療にも大切な情報を提供する論文です。論文は当院HPの「診療・研究実績」にリンクがあります。
こちらをご覧ください。
私はこの半年、唸りながら日本大腸肛門病学会特集号の「裂肛の保存的治療(非手術治療)」の原稿を書いていました。先月末にやっと書き上げたのですが、これからまた手を入れていきます。
先月末に古い記事に質問コメントをいただきました。一般化してお返事いたします。現在日本にはニトログリセリン軟膏は処方されているところはないと思われます。海外からレクトジェシック軟膏を取り寄せて出しているところはあるかもしれません。通販サイトの利用は、いろいろ危険なこともあり、医療機関としてはおすすめできません。ニトログリセリンから一歩進んだカルシウムチャネルブロッカーである「ジルチアゼム」を使用しているところはあります。亀田メディカルセンター亀田総合病院です(HP調べてみてください)。ただ質問者さんの場合軽症のようにお見受けしますので、以下の治療の先行が良いかもしれません。快便で便の出し始めが硬い場合少量の酸化マグネシウム製剤や、整腸剤の追加、繊維質の使用(イージーファイバーなど)も効果的かもしれません。お近くの大腸肛門病専門医や、臨床肛門病学会の認定施設などを探してみてください。当院の医院概要のページにも検索のリンクがあります。ご利用ください。
医院概要はこちら。
暑くなりました。けれど本日は「立秋」です。まん延防止等重点措置がでています。みなさん再度の注意をお願いします。ワクチン接種が済んだ方もマスク、手洗いは継続しましょう。前の冬に風邪をひきましたか?インフルエンザになりましたか?そうです、マスク手洗いが防いでくれたのですね。思い出してください。オリンピックが開催されることで、どうしても気の緩みにつながりますが、今一度気を引き締めることが大切かと思います。
病院への受診は不要不急ではありません。最近最初の受診が遅れたことで、重症化している方があります。とてももったいないことと思います。マスクをして受診してください。
HPです。
お尻のことで、困っておられる方はマスクを着用してお越しください。診療時間は月〜金の午前は9時〜12時、午後は3時30分〜6時30分です。症状の強い方は時間内の早いうちにお越しください。
ご来院の皆様へもマスクの着用をお願いしております。フェイスシールドやマウスシールドはマスクとしての感染拡大防止効果はありません。マスク(不織布あるいは布製)をお願いします。
熱のある方は院内に入らず、掲示に従ってドアの外から電話で連絡してください。
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