慢性裂肛について質問いただきました。(看護師求人についてはこちらをクリックしてください)
「慢性裂肛で バソレーター軟膏を希釈したもの使っています。1か月に3グラムを使用しています。先生によると 副作用が強いから 少し使ってください。とのこと。傷が治らないのは使う量が少ないからでしょうか」という質問です。当院のバソレーター軟膏(現在はニフェジピン軟膏に変更)は0.2%濃度のもので、「ごま粒3個から小豆半分」と指導していますので、1回量としては、0.1~0.2g(通常の軟膏チューブの場合人差し指の先から第一関節までで0.5gくらいです)これを1日2回使用しますので、一ヶ月の量としては6g~12gとなります。当院の場合20gで、皆さん3ヶ月から6ヶ月使えているので、これよりも更に少ない量で維持できていることになります。軟膏の濃度により異なりますので、主治医の先生とよく相談されてください。傷が治らない理由は他にあるかもしれません。便が硬いなどの場合、あるいは肛門ポリープや内痔核が大きく、排便時の脱出があり、随伴性裂肛を生じている場合などです。バソレーター軟膏は決して万能ではありません。バソレーター軟膏で効果がない場合はLSISやSSGや、他の手術療法をとることもあります。参考になったでしょうか。繰り返しますが、軟膏の濃度により使用量は様々です。よく相談されてみてください。
医療情報をご希望の方へ。携帯でアクセスの方は「アーカイブ」、PCの方は左の「カテゴリー」から項目を選んで読むことができます。アーカイブ、カテゴリーはいっぱいあるので、下の方まで見てくださいね。携帯向けHPはこちらです。パソコン向けHPはこちらです。
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