質問いただきました。週1-2回排便の便秘の方です。トイレはつらく、少量の排便で残便感もあるとのこと。ご本人も「痔もあるんでしょうね」と思っておられます。便秘が改善すれば、かなり楽になるのではと感じておられます。で、質問の主旨は「(おしりの診察はあとまわしで)便秘の診察だけできますか?」とのことです。
「できます」が、以下の部分もよーくお読みください。診察、診断、治療の流れから言うと「必要であれば診察を行う」のが原則です。痔について診断をするには診察は必要です。しかし、便秘のみの場合、肛門については問診だけでも可能です。ただし、やや不正確になる場合があることをご了承ください。「おしりの診察が気になるから」ということで躊躇されている方は多いと思います。当院のモットーは「気後れが手遅れにならないうちに」ですから、まずは来院の上ご相談ください。一度来られると、ずいぶん気が楽になると思いますよ。質問者の場合、大腸内視鏡は済んでいるとのことですから、そのときの情報もお持ちになると助かります。
「できます」が、以下の部分もよーくお読みください。診察、診断、治療の流れから言うと「必要であれば診察を行う」のが原則です。痔について診断をするには診察は必要です。しかし、便秘のみの場合、肛門については問診だけでも可能です。ただし、やや不正確になる場合があることをご了承ください。「おしりの診察が気になるから」ということで躊躇されている方は多いと思います。当院のモットーは「気後れが手遅れにならないうちに」ですから、まずは来院の上ご相談ください。一度来られると、ずいぶん気が楽になると思いますよ。質問者の場合、大腸内視鏡は済んでいるとのことですから、そのときの情報もお持ちになると助かります。
8月4日午後診終了後に、高知大学病院 骨盤機能センターの味村(みむら)教授からお電話をいただきました。学会でお見かけしたらこちらから質問に行くような先生なのに、直に電話でお話できて、しかも便秘の論文をほめていただき更に感激です。ジッツマークスを高知大学でも使っていて、その実地での質問にお答えしました。電話では不十分だったので、本日お手紙も送りました。高知大学骨盤機能センターには、便失禁や便秘の患者さんが広島、岡山など遠方からお見えとのことです。当院に近い方々を紹介してもいいでしょうか、とのご提案には正直驚きましたが、当院でできることは十分にさせていただくことお約束しました。
一本の論文が作る、新しい医療や人間関係。大学院やアメリカで研究していた時のような充実感があり、きのうはとても嬉しかったです。おうちで乾杯!と行きたいところでしたが、家内と子供たちが実家に帰っていて、ひとりで乾杯!でした。
今年のお盆休みは13日(金)、14日(土)、15日(日)となります。お盆の後は16日(月)からの診療となります。
姫路肛門科岡崎外科のブログです。携帯向けHPはこちらです。パソコン向けHPはこちらです。
一本の論文が作る、新しい医療や人間関係。大学院やアメリカで研究していた時のような充実感があり、きのうはとても嬉しかったです。おうちで乾杯!と行きたいところでしたが、家内と子供たちが実家に帰っていて、ひとりで乾杯!でした。
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