わが家に「良いこと」が決まりました。孫のWちゃんの婚約がなったのです。夫と二人老いてきて、曽孫は無理かなあ、見られないかな、と思っていましたので急に決まった話に嬉しくなりました。お相手は今、シンガポールで、日本企業に勤めている人とのこと。日本大好き人間で、将来は日本に住みたいと言っている人とのこと。
そんなことで、12月末には、Wちゃんはシンガポールに行くのだそうです。式はすぐには挙げない。年末日本に来た時、写真だけは撮る。とのことでした。
「お祝弾むよ、取りにいらっしゃい」とラインしたら先週遊びに来ました。希望に満ちた話は幸せそうです。
このお話の報告を聞いていて「ああ、時代はうつったのだなあ」とつくづく感じたことがありました。
Wちゃんに「婚約おめでとう」のメールを出したらすぐに返事がありました。
「ありがとう!仕事もやめずに済んだし、上手いことトントン拍子にはなしがきまったよ」と。
「私、曽孫を生きてるうちに持てるかもしれないことになったよ」と、パソコン教室でしゃべってしまいました。その時、60歳の先生が・・・お嬢様が適齢期でいらっしゃいます。
「Wさん、仕事はどうされるの?」とおめでとうより先に仰いました。
ああ、そうなんだ、結婚すること即ち仕事を止めて主婦になること、と進む道は決められていたような私達とは時代が違うのだ、とつくづく思ったのです。
Wちゃんは、得意の英語を活かして、弁護士事務所の大手に勤めて、翻訳を業としています。顧客の企業などがシンガポールにもあって、わけを話したら、そのまま社員として勤められるということで、それが結婚に踏み切るばねになったようです。翻訳すべき書類を送ってもらうのも、仕上がった書類を送るのも、オンラインですれば世界中どこにいてもできることと言います。
働く環境もすっかり変わっています。
幸せを祈っているよ。