1イニング満塁2発 楽天春の大花火 ― スポーツニッポン(gooニュース)
春の訪れを告げる2発の“大花火”に仙台が沸いた。
楽天は1日、オリックス戦の3回にホセ・フェルナンデス内野手(32)、山崎武司内野手(38)がそれぞれ満塁本塁打。1イニング2本のグランドスラムはプロ野球史上、96年・阪神の新庄、塩谷、99年・ダイエー(現ソフトバンク)の秋山、小久保以来8年ぶり3度目の快記録だ。
チームは10―1で今季本拠地フルスタ宮城初勝利を飾った。
まだ肌寒い杜の都の青空に、季節はずれの花火が上がった。これでもか、といわんばかりの1イニング2発の満塁弾。楽天のユニホームが次々とホームに還ってくる。
4連敗を、ただ止めるだけじゃ物足りない。ド派手な“演出”による本拠地初白星に野村監督も目を丸くするしかなかった。
「おとりんの一言」
4連敗と冴えない試合が続いていた楽天だが、地元仙台でド派手な初勝利をあげた。
「春の椿事」といわれかねないような1イニング2本の満塁本塁打で、オリックスの息の根を止めたのである。
これは、96年の阪神、99年のダイエーに続く三度目の大記録である。
先発の青山も八回を投げて1失点と好投し、早くも2勝目、楽天の白星ホルダーとなった。
岩隈が故障で登録抹消になってしまったが、これでゲン直しをして欲しいものである。