近事変々

思いつくまま、気の向くまま綴る「おとりん」のサイトです。
※表題の「変々」は字面の遊びです。(念のため)

八重桜もピンク色の花をつけている。

2007-04-07 10:36:18 | 花好きずき
 ソメイヨシノの桜の花が散り、これからは八重桜が見頃を迎える。
うちの庭にある八重桜もピンク色の花をつけている。
かみさんが「あまり開いていない花を取って」というので、両手一杯ほどの花(というより蕾に近いもの)を取ってやった。塩漬けにして「桜湯」に使うらしいが、はたして自分の口に入るかどうか、結果は見てのお楽しみといった按配である。









【八重桜(やえざくら)】

・薔薇(ばら)科。
・学名 Prunus lannesiana
   Prunus : サクラ属
   lannesiana : 園芸家「ラネス」さんの
   Prunus(プラナス)は、
  ラテン古名の「plum(すもも)」が語源。
・開花時期は、4/15頃~ 5/5頃。
・野生の山桜に対して人里の桜ということから里桜(さとざくら)とも
 呼ばれる。また花の形から牡丹桜(ぼたんざくら)とも呼ばれる。
 「八重桜」「里桜」ともに総称名です。
・桜より咲き始めが2週間ほど遅い。
 「あれ、もう桜は終わったのでは・・?」という頃に、葉をつけた状態で
 咲き出す。
・枝垂桜(しだれざくら)と逆に、枝が上向きに伸びてい く。
・「普賢象(ふげんぞう)」「鬱金(うこん)」などの種類がよく知られている。
・鈴なりの花をいっぱいつける。
 運動会で子どもが踊りに使う「ポンポン」みたいです。
・花びらが多い。なかでも兼六園菊桜という種類の八重桜は、花びらが
 なんと250枚以上もある。
・塩漬けにした花にお湯をそそぐと「桜湯」になる。
 塩辛いです。「茶」=「濁す」ということからお茶でなくこの桜湯を
 婚礼の席でよく使います。
・大阪市造幣局(ぞうへいきょく)の有名な「通り抜け」の桜はこの
 八重桜です(毎年4月中旬)。

(出典:「季節の花300」)