小笠原、ラミレスで４発５打点、打ち合いなら負けない。

小笠原＆ラミ連発そろい踏み！巨人自力Ｖ復活 ― スポーツ報知

◆巨人５―４横浜（１２日・東京ドーム）　

　小笠原、ラミレスの「マルチアベック弾」で、自力Ｖが復活した。１点をリードされた初回２死からＯＲ砲が連弾、３回にはラミちゃんが２打席連続となる２６号２ラン。同点とされた直後の７回には、ガッツが右越えへ決勝の１７号を叩き込み、ＯＮ砲でも過去１度しかマークしていないそろい踏みの連発をマーク。１点のリードを豊田―クルーンで守り切り、今季８度目の３連勝で貯金は今季最多の５に増えた。

　バットを放り投げ、勢いよくバッターボックスを飛び出した。同点に追いつかれた直後の７回１死。小笠原が放ったこの日２本目の一発に、ネクストサークルにいたもう１人のヒーローは、左手を上げてガッツポーズをつくった。吉原の高めフォークを右中間席上段へ決勝の１７号ソロ。「何も考えず、無我夢中でバットを振り抜きました」という一撃は、４月３日の中日戦（東京Ｄ）以来の１試合２発。３、４番で合わせて４発、全５打点。最後は背番号２のバットが、派手に締めくくった。

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マー君の粘り及ばず、９回二死１４９球も７失点で１か月勝ちなし

マー君１か月勝ちなし…楽天 ― スポーツ報知

◆楽天５―７ロッテ（１２日・Ｋスタ宮城）　

　せめて最後まで投げきりたかった。田中は悔しさを押し隠してベンチに消えた。９回２死一塁から、西岡に７点目の左中間適時二塁打を浴びて降板。「集まってくれたファンの皆さんにも申し訳ない」。痛恨の６敗目でチームは今季３度目の４連敗。４月１０日以来となる借金３まで落ち込んだ。

　６月３日の阪神戦（Ｋスタ）以来、先発で３連敗。１か月以上、白星がない。髪の毛を短くして臨んだこの日は、２回に先頭から４連打などで５点を失った。結局、８回２／３でプロ入り最多の１３安打を浴び、プロ最多タイの７失点。「最後までいかせてください」と責任を取る覚悟で今季最多１４９球を投げたが、鬼門のロッテ戦でまた勝てなかった。