尚成、梅雨明け 酷暑32度に勝った!最長タイ7回復活投 ― スポーツ報知
◆横浜2―6巨人(19日・横浜)
先発の高橋尚が7回を被安打7、2失点で4勝目をマーク。自身、対横浜戦6連勝となった。1軍復帰後、先発3試合続けて5回2/3で降板していた左腕。この試合も、その“鬼門”で村田に2ランを食らったが、何とかしのぎ、今季最長タイのイニングを投げきった。チームも6年ぶりの横浜戦6連勝。梅雨明けした天気同様、G党の心も晴れる快勝だった。
身震いがした。高橋尚は大きくうなずいた。7回、2死一、三塁。一打同点のピンチで、尾花投手総合コーチがマウンドに来た。「お前に任せたから、切り抜けてこい」ベンチの判断は続投だった。「信用してもらえたことがうれしかった」大西を145キロの直球で詰まらせ、中飛に仕留めた。力を込めて左こぶしを振り下ろした。
気迫みなぎる投球だった。最速146キロと直球は走り、シンカー、100キロ台のスローカーブもコースに決まった。気温32度の暑さの中、イニングの間には氷のうで首筋を冷やし、コンディションを整えた。1軍復帰後3度の先発では、いずれも5回2/3で降板していたが、この試合は6回の壁を突破。自身、今季最長タイとなる7回を6奪三振、2失点。無四球で4勝目をつかんだ。
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