内海、熱投１４２球で無四球完投・完封。阿部、看板直撃「最高で～す」、３年連続となる先制２０号。

内海４４６日ぶり完封！竜も負け巨人Ｍ１７ ― スポーツ報知

◆巨人７―０ヤクルト（５日・東京ドーム）　

　内海が自身２度目となる無四球完封で６勝目をあげた。初回のピンチをしのいで波に乗り、７安打９奪三振。自身最多となる１４２球の熱投で昨年６月以来のシャットアウト。打っても６回に中前適時打と投打に活躍した。阿部は２回、右越えの先制弾で自身５度目のシーズン２０発を記録した。中盤以降、打線がつながり３連勝。貯金を今季最多の３３まで伸ばした。２位の中日が敗れたため、優勝マジックは１７となった。

　両手を突き上げ、何度も拳を握った。内海は感情の爆発をストレートに表現した。「もう、最高です。めちゃくちゃうれしい。ホンマにうれしいです」。昨年６月１６日の楽天戦（Ｋスタ）以来、４４６日ぶりプロ２度目の無四球完封勝利。真の姿を取り戻したエース左腕が、暗闇から豪快に抜け出した。

　利き腕がムチのようにしなった。初回１死一、三塁で小笠原が一直を好捕。併殺で唯一の窮地を切り抜けた。いきなりのピンチで不安が頭をよぎったが、阿部から「お前、今日はいいぞ」と太鼓判を押されて吹っ切れた。縦回転のスライダーで空振りを量産。直球も９回まで１４０キロ台を維持した。５回を除く毎回の９奪三振、７安打完封で締めくくり、「最近はストライクを置きにいっていた。腕を振って投げられました」と会心の笑顔を見せた。

内海　原監督から“愛の無視”で無四球完封 ― スポーツニッポン(gooニュース)

阿部５度目２０号！捕手５人目快挙で～す！ ― スポーツ報知

「おとりんの一言」

先発の内海が５回を除いて毎回の９奪三振、１４２球で無四球完封という素晴らしい投球を見せた。
この日は打線もつながり、阿部の３年連続２０号となる先制弾をはじめ、１０安打で７点を奪い、ヤクルトを突き放した。

２位の中日がよもやの４連敗を喫したため、ゲーム差は７.５と開き、優勝マジックは１７となった。