延長１１回、守護神対決でクルーンが２ラン被弾、サヨナラ負け。

ゴンは負けない！指揮官「いい仕事」７回３失点 ― スポーツ報知

◆巨人３―５阪神＝延長１１回＝（１５日・東京ドーム）　

　巨人は原監督が「非常に重要」と位置付ける９連戦の初戦を落とした。延長１１回、２イニング目に入った守護神クルーンが矢野に右翼へ勝ち越し２ランを浴びた。打線は６回、２７号ソロで一時同点とした阿部が、１１回無死一、二塁で二直併殺と藤川を崩せなかった。中日が勝ったため優勝マジックは１１のまま。クライマックスシリーズ（ＣＳ）進出に執念を燃やす猛虎に競り負け、対阪神戦５カード連続で初戦に敗れた。

　悲観はしなかった。会見場の原監督は「みんながベストを尽くして、こういう結果になった」と敗戦を冷静に受け止めた。決勝２ランを浴びたクルーンも「そういう時もある」とかばった。７回３失点ながら４回に同点、６回に逆転を許したゴンザレスも「いい仕事をした」とねぎらった。勝負の９月の中でも特に「重要な位置づけ」とした９連戦。黒星スタートとなったが、一戦一戦を全力で戦う姿勢に変わりはない。

　接戦は１球で決着がついた。３―３の延長１１回２死三塁、クルーンが矢野に右翼席前列へ２号２ランを運ばれた。外角いっぱいの速球は失投とは言えない。「チームも負けて残念だけど、自分としてはいい球だった」。守護神は１２試合ぶりに失点して３敗目。本塁打を許したのは今季４２試合で初めてだった。

巨人・クルーン今季初被弾「矢野サンに脱帽」 ― サンケイスポーツ(gooニュース)

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「おとりんの一言」

９連戦初日の阪神戦は、オビスポとの予想に反して、手堅くゴンザレスで必勝を期したものの、延長１１回表、クルーンが今季初の２ランを被弾、サヨナラ負けを喫した。
巨人もその裏、藤川から連打で無死一、二塁としたが、阿部の２直で併殺に打ち取られ、最後のチャンスを活かせなかった。