沢村、２披弾５失点で６敗目。打線も今季初登板の伊藤に７回まで１安打。

巨人・沢村、自己最悪の５失点で６敗目　― サンケイスポーツ

（巨人２－６中日、３日、東京ドーム）

巨人は３日、中日６回戦（東京ドーム）に２－６で敗れ、借金は再び今季最多タイの７となった。カード勝ち越しを期待されて先発したドラフト１位・沢村拓一投手（２３）＝中大＝は、プロ入り後ワーストの５失点で６敗目。調子の上がらない打線も、八回に２点を返すのが精いっぱいだった。

　先発を告げる場内コールに歓声が沸き起こった。しかしプレーボールからほどなく、東京ドームはため息に包まれ、沢村にとってはプロ入り後、最悪の日となった。

　「実力不足です。ここから立て直そうというときにチームの流れを止めてしまいました。調子の悪いときに抑えるのが主軸になる投手ですが…」

　５回７安打２被弾、５失点で６敗目。いつもは強気な新人も、さすがに伏し目がちだった。

沢村「独り相撲」５四死球で自滅　― スポーツ報知

澤村が２被弾で５失点ノックアウト、連勝ならず ― 巨人軍公式サイト

楽天、最下位脱出も永井にアクシデント。

星野監督複雑、１０戦５勝５敗で最下位脱出…楽天 ― スポーツ報知

◆楽天５―１ロッテ（３日・Ｋスタ宮城）

快勝にも星野監督に笑顔はなかった。４番・ルイーズのタイムリーで先制し、永井のアクシデントも何とかカバー。「中継ぎ陣が頑張ったし、タイムリーも出た。いいゲーム」。しかし、１０連戦は黒と白を交互に繰り返し５勝５敗。“抜け抜け”が続いた１０日間に、複雑な表情を見せた。

　予言通りの勝利だった。試合前「今日は勝つよ。勝てる日だから。珍しいよな。これじゃあ借金が返せない」と苦笑交じりに嘆いた。延長戦を逆転サヨナラで制しても、田中が完封勝利を挙げても翌日は黒星。乗り切れないチームが歯がゆかった。

ローテ崩壊で仙さん「俺が投げる！」 ― サンケイスポーツ