長野の先制弾も空砲、スタンリッジに僅か３安打で逆転負け。

巨人、長野先制弾も逆転負けで連勝ストップ ― サンケイスポーツ

(阪神２－１巨人、１２日、甲子園）

　巨人は長野のソロで先制したが、先発のグライシンガーが六回につかまり逆転負け。連勝は「３」でストップした。

　甲子園に歓声と悲鳴が響き渡った。一回二死、長野がスタンリッジから左翼席へ先制の１０号ソロ。今季甲子園では２２打数１１安打、打率・５００をマーク。得意の球場で、豪快な一発を放った。

　「思い切って振っていきました。いいピッチャーですし、先制することができてよかったです」

　３番に座る長野が、チームの命運を握る。この日の試合前までで打率はリーグ２位の・３１５。この本塁打で、新人だった昨年の１９本塁打に続き２年連続で２けた本塁打をマークした。

長野、意地の１０号！　阿部以来の新人から連続２ケタ ― スポーツ報知

フィールズ、大ブレーキ　先発デビュー戦４タコ３三振 ― スポーツ報知

グライシンガーの粘投実らず、４連勝逃す ― 巨人軍公式サイト

楽天、自力Ｖが消滅、打線機能せず、あわや無安打無得点で完敗。

楽天自力Ｖ消滅、星野監督「あきらめない」 ― サンケイスポーツ

(楽天０－６ソフトバンク、１２日、Ｋスタ宮城）

自力Ｖ消滅…。楽天は１２日、ソフトバンク１０回戦（Ｋスタ宮城）に０－６で、今季８度目となる零封負け。打線が六回まで無安打に抑えられるなど、今季最少タイの散発３安打。お寒い内容での完敗で、６８試合目にして自力優勝の可能性が消えた。

　怒りと腹立たしさを通り越した顔には、皮肉な笑みさえ浮かんでいた。敗戦後の星野監督が、淡々と試合を振り返った。

　「ホールトンが毎回苦しんでいるのにな。あそこで何とかしてほしかったよ」

　ソフトバンク先発のホールトンは、制球が定まらない。１点を追う四回には二塁失策と岩村の四球、高須の死球などで二死満塁のチャンスを迎えたが、ガルシアは二飛。この回まで４四死球を“もらった”が、六回まで無安打ではしようがない。七回に岩村の遊撃内野安打で不名誉な記録達成は阻止したが、今季最少タイの３安打で８度目の零封負けを喫した。

自力Ｖ消滅　無抵抗のまま８度目の完封負け…楽天 ― スポーツ報知