勝利を呼んだ沢村の闘争心、打球直撃、８安打４四死球でも8回2/3無失点。

沢村、最長２０回２／３零封！Ｇウイーク６勝２敗１分け ― スポーツ報知

◆阪神１―２巨人（６日・甲子園）　

巨人が４カード連続勝ち越しで、大型連休のＧウイーク９連戦を１２球団トップの６勝２敗１分けで終えた。
先発・沢村は５回まですべて先頭打者に出塁を許し、８回途中まで８安打４四死球を与えたが、粘りで無失点に抑えて２勝目。
２回には敵失で先制すると、先発マスクの実松が中前適時打で貴重な追加点を挙げた。８日からは最下位・ＤｅＮＡとの３連戦だ。

Ｇ沢村、足で打球止めた！気迫２勝トップ４６Ｋ ― サンケイスポーツ

沢村、奪三振王だ！９Ｋ２勝目　両リーグトップ４６Ｋ ― スポーツニッポン

澤村が粘りの投球で２勝目！ ― 巨人軍公式サイト

【おとりんの一言】

巨人は２回表、村田の２ベースで先制のチャンス、高橋（由）の打球は三塁線に転がるボテボテのゴロだったが、メッセンジャーが一塁に悪送球、この間に村田が生還。谷が送って一死三塁とし、ボウカー内野ゴロのあと実松のタイムリーで２－０と先制した。
その後はメッセンジャーを打ち込めず、７回まで７三振を奪われ追加点はならなかった。

先発の沢村は初回に鳥谷、平野の連打と金本への四球で一死満塁のピンチを迎えたが、新井、ブラゼルを打ち取って無失点。
３回裏、平野の打球を右足に受けたが、マートン、金本を連続三振に打ち取る気迫の投球を見せた。

序盤から速球が浮き気味で毎回先頭打者を塁に出していた沢村は、４回裏に一死二、三塁、５回裏にも二死一、二塁のピンチを招いたが、いずれも後続を断ち、８回裏、二死二塁で山口に交代するまで無失点に凌いだ。

２－０のままの９回裏、抑えの西村が一死後、四球と代打・桧山のヒットで一死一、三塁とされ、鳥谷の犠飛で１点差に迫られたが、平野を内野ゴロに打ち取り、僅差での勝利を勝ち取った。

連休中の９連戦、後半は４番の阿部を欠く苦しい展開だったが、６勝２敗１分の好成績で乗り切った。

塩見、４回までになんと３被弾、最悪の一発病で６失点ＫＯ。

塩見、一発病！３被弾６失点ＫＯ「修正できなかった」…楽天 ― スポーツ報知

◆ソフトバンク７─３楽天（６日・福岡ヤフードーム）　

左翼席上段へ消えていく打球を、ぼう然と見送るしかできなかった。塩見は１―０の１回裏２死一塁から、内角スライダーをペーニャに完璧にとらえられ、特大の逆転２ランを浴びた。「腕の振りが悪かったし、肘も下がっていた。ブルペンから悪いのを修正できなかった」と唇をかんだ。

　一発病が再発した。２回には伏兵の中西に中越えソロを浴びると、４回には松田にど真ん中の直球を左翼スタンドへライナーで運ばれた。「球が高かった分、持っていかれた」。昨季もリーグワースト２位の１４被弾。

楽天・塩見、初の３被弾「腕の振り悪かった」 ― スポーツニッポン

【楽天】星野監督悔し「頭取ったのに」 ― 日刊スポーツ