毎年5月5日、徳丸北野神社にて天神祭が行われ、神事の後に獅子舞と四つ竹踊りが奉納されている。
どちらも板橋区の無形民俗文化財に指定されており、近年は観客もかなり多くなっている。
獅子舞は一人立ちの三匹獅子舞であり、雄獅子・中獅子・女獅子が勇壮かつ優雅に踊るものである。
四つ竹踊りは、かつて、農作業の合間に農家の女性達によって踊られていたものであり、四つ竹(割り竹)をカスタネットのように打ち鳴らしながら踊るものである。
最近は各種行事の際にも見ることができるが、やはり、神社の境内で神事として踊られるのとでは、大きく印象が異なる。
獅子舞は「道中」から始まり、舞庭では「笹がかり」・「花巡り」・「幕がかり」の三幕が行われ、その合間に四つ竹踊りの4曲が踊られる。
何度も同じような写真になってしまうが、目の前で撮ってきたた写真なので、懲りずにお目にかけることにしたい。
青空に泳ぐ鯉のぼりと獅子頭。
「道中」の棒遣いと花笠、 この後に獅子と笛方が続く。
「笹がかり」の場、棒術で舞庭が清められ、 女獅子から踊り始める。
女獅子と雄獅子の舞。
「花めぐり」の場。
最後は三匹が一緒に踊る。
四つ竹踊りの一場面。
「幕がかり」 では雄獅子が幕を激しく揺さぶる。