じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

髪が

2008年05月06日 | 急性骨髄性白血病

かみさんから、今日はカメラを持ってきて黒髪のある姿を撮っておいて、と頼まれた。

2,3日前から始まった頭髪の抜け毛が、かなりひどくなってきたという。

写真にとどめておきたい、と薄化粧をして待っていた。

それでも冗談まかせに私にこんな話をして笑っていた。

「毎日こまめに病室の掃除をしてくれているおじさん、知っているでしょう、あのおっちゃんに今日こんなこと言われちゃったわ。」

「○号室の女の人は、抜ける前にさっさと丸坊主にされとりましたよ」

「へぇー、でも私はそこまではしたくないよ、自然に抜けるのを待つわ」

(どうせ)あと一週間ですよ・・・」

「まさか、床掃除が面倒だからではないのだろうけど・・・・ちょっと傷ついたわ。

多くの患者を見てきているから、多分当たっているのだと思うけど・・・・」

そういいながら指で一つまみ軽く引くとグサリと抜けていた。

     ・・・

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「ちょっと薄くなったかな、でもまだまだどこから見ても病人とは見えないね、きれいだよ。たとえ髪が抜けてしまっても歳をとっても、お前が一番さ」とは私・・・。

「あら、どうもありがとうね・・・歯が浮いて痛くない?」

・・・

息子たちも私たちの元気な様子に安心して、岡山から新幹線で帰っていった。

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孫と-2

2008年05月06日 | 日々のこと

息子夫婦と孫たちが久しぶりに帰省していた。

孫はやっぱり可愛い。

久しぶりにに会ったというのに、向こうから走ってきては飛びついて、嬉しそうに抱かれてくれるところが、他所の孫との違いかもしれない。血のつながりというものか・・・

ラヴとも、いつも過ごしてきたかのように慣れ親しんで、これも犬好きの血が流れているのだろう。

・・・・

忙しくも嬉しい賑やかなひと時を過ごすことが出来、このところの塞いだ気分を吹き払ってくれた。

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