脳内メーカーではないが、いま私の頭の中はかみさんの病気のことで一杯になっている。
家族ががんになるのはこういうことか、と思い知らされている。
何かにつけて精神的、身体的ストレスが自覚される。
無様なほど涙もろくなっていて、昨夜などはかみさんの友達が一度に数人お見舞いに来られた際には、お礼を言っているうちに、急に涙が溢れ出てしまってみっともなかった。
私だけが頼りで、闘病に立ち向かっているかみさんのためにもしっかりしなければ・・・・と思いつつも、1人でいるとつい不安で気弱になってしまう今日この頃である。
病院の近くにホテルをとり、何日か付き添った。 少し疲れたけれど心安らぐ日々を過ごせた。
かみさんもその間はとりわけ元気で「似たもの夫婦ね」と喜んでくれた。
だから来週も滞在する予定にしている。
人に頼んでいたラヴ、待たせてばかりで、こちらも寂しがらせているが、ラヴが居てくれてどんなにか助かっている。