じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

名残惜しい

2011年10月05日 | 日々のこと

最近、何年ぶりかで「渡鬼」の最終編と「鬼平」のスペシャル版を見たのだけれど、まず感じたのは役者の歳を経たこと。

いずれも20年続いたテレビドラマである。

渡鬼では役者もさることながら、作者やプロデューサーが年齢限界にきたのだろうか。

なんとかすべてを一本締めで締めくくり、最終回を成し遂げた感であった。

それはそれなりにめでたしめでたしで、ほのかな予感と余韻を残して終わった。

  

一方、鬼平である。

嵌り役だった中村吉右衛門の小気味よい精悍さはなくなっていた。

人間国宝だけある重厚さは醸しだしていたが・・・・

そして梶芽衣子のおまさである。彼女もこれが限界かなあと思った。

渋い役回りだった江戸家猫八の彦十はいなくなり、粂八、五郎蔵も年老いて、もう密偵は勤まりそうもない。

憎めない若同心、うさ忠(木村忠吾)でさえも若くはなくなっているではないか。

  

やはりこれも最終回となるのであろうか、淋しい限りである。

剣客商売に続き、再放送シリーズを欠かさず録画して見てきた、

毎回あの哀愁のエンディングテーマ曲が終わるまで名残惜しく見続けたものである。

http://www.youtube.com/watch?v=uwLJTs3y7hw&feature=related

無理もないなあ、重ねて自分も年老いてきたことである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする