じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

慣れれば1人もおつなもの

2011年10月24日 | 日々のこと

60歳でリタイアしてからというもの、好きな旅行や食べ歩きやドライブに、いつも妻が喜んで付き合ってくれていました。よそ目にもオシドリ夫婦と言われていましたね。

妻が唯一の理解者、話し相手だったような生活でした。

妻がいなければ成り立たないような人間でしたよ。

  

妻に先立たれ暫らくは途方にくれました。

言い表せないほどの喪失感を味わい、それが長らく続きました。

それがどうでしょう、いまや平然と淡々と生きています。

  

一年が経ち2年が経ち・・・

人間はどんな状況にも適応していき、いやおうなく悲しみにも慣れていくものですね。

この世の多くの人が、伴侶や愛する人を失う悲しみを体験しているはずです。

誰もがそれを乗り越え、寂しさや哀しみを抱えながらも生きているのでしょう。

私は1人で生活できる期間は自由で静かに暮らすことを好みます。

ペットを飼い、植物の世話をし、思いつけばふらっと1人で出かける・・・

犬は無償の愛情を惜しみなく与えてくれ、花が咲いたときにはその美しさに慰められます。

一人旅も心を癒してくれます。

  

心配しても仕方がない、あまり先々のことを計画したり予定を考えていませんね。

動けなくなれば、どこでも良いから病院か施設へ入れてもらうつもりです。

それも叶わなければ・・・・なんとかなるでしょう。     掲示板(談話室)より

  

  

沖縄で見かけた芸術品・・生木で細工して育てられています。

1110242 

コメント (7)
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