空き家が深刻

私の団地でも空き家が点在して、草に覆われているところもあります。
先日(1/10)のNHKスペシャル「ニッポン空き家列島」を観られた方もいるかと思いますが、
いま820万戸の空家が年々増加して20年後には三軒に一軒が空き家となるらしい。
正月には実家に帰る、という風景もやがて消えて行く・・・実家はほとんど空き家

私なども、のほほんと土地家屋が財産と考えてきたが、これからはその考えは通用しない。
古家が空き家となれば、それはもう厄介物で貸すことも売ることも出来ないのですね。
かといって取り壊しにも金がかかるし、更地にすると税金が6倍かかるから空き家のまま放置となる。近所迷惑ばかりか犯罪や放火などにもつながる・・
これは今から真剣に対処を考えておかねばならないですね。


今後、空き家が増えるに伴って町は急速に寂れていく。人口減、税収減・・・
行政も郊外まで広がった場所のインフラ(道路・水道・wtc.)維持管理ができなくなる。
負の連鎖


ところが不思議なことに近所には新築小団地、どれも小じんまりした家ばかりですが、
次々建築されているのです。この家余りなのに新築が年間100万戸だそうです。
古家は嫌、一世代だけの住みやすい家ということですね。
空き家が増々増え続けるわけです、政策的に何とかしないと。
政府は更地の税を下げるのではなく、逆に空き家の税を上げる方に動くとみられます。
ヨーロッパの石造りの住居は何百年と住み続けているのに比べ、日本の家はねー・・

放置して置けば子供が何とかするだろう、でいいでしょうか・・・・
家財の整理も含め、死に支度は並大抵ではないようです。


いつも定番、散歩コースの少女像
久しぶりに「ブリ大根」を作りました。