6月23日は沖縄慰霊の日、今年は日曜日ですね。
国内唯一の地上戦で20万人以上が犠牲になった後に戦闘が終結した日
実に日本国としての敗戦終戦の日の2ヶ月近くも先立つ日である。
日本の捨石とされ、犠牲の上に終戦を引きのばした揚句に広島長崎である。
その後も米軍基地としていまだに蹂躙され続けている。
本土の人間には到底 実感として味わえない辛酸の歴史です。
私も数年前に平和の礎とひめゆり学徒隊が逃げ延びた洞窟(ガマ)を訪れました。
今も高齢をおして、訪れた高校生などに体験を語り続けているそうです。
中高生の書き残した感想文の中には
「風化させてはいけない、と聞いてもピンとこない」とか
「戦争は怖いものだと聞かされても、へーっと思うだけ・・・」などなど
今の中高生にはムリもないことかもしれない。
そもそも親の世代、さらに私らも含め祖父母の世代でも生々しい体験していない。
高齢の戦争体験者は間もなく誰もいなくなってしまう・・・・
生の体験だけは若い世代にそのまま引き継がれることは望めない。
その上に戦争を知らない政治家が大方を占めるようになってきて、
平和を守ると言う名の元、防衛費を年々増やし続けている。