isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

伝統と継承

2005年07月07日 18時15分57秒 | 逸話・伝記
七夕の晩には
家の煙突(又はベランダ)から
トナカイに乗ったヒゲ・ジジィが
枕元に玉手箱を置いて大喜びという
変わった風習が日本にあるとか…。

何でも四国地方の農村では
互いに大量のトマトを投げ合って
織姫と彦星の五穀豊穣を祈るそうで
トマトの破片を浴びた参拝客は
その年1年は健康でいられるとか…。

また瀬戸内海方面では
笹の葉に先祖の名前を書いて
灯籠に貼り付けて川に流すと
先祖の霊が降りてくるとか…。

患者の病名や具体的な治療法を書いた
短冊を1000枚用意し
折り鶴にして患者に届けると
怪我や病気が治癒する
呪術的行為から由来するとか…。

江戸時代、町人の間では年に2回ほど
食用に加工した笹を届ける制度があり
第1回目を「お中元」と言い
「つまらない物ですが…」と
必ず謙遜しながら提出し
その楽日が7月7日だったとか…。

東北地方では
彦星に扮した村の男達が
包丁や青龍刀を振り回しながら
「泣く子はいねぇ~か~」と
各家庭を訪問するらしく
泣き喚く幼児に
神和の恐怖を体験させるとか…。

108回の鐘の音が鳴り響いた後
織姫と彦星は月の使者と共に
2人の愛娘で日本に留学中の
かぐや姫を迎えに
関西国際空港に到着するのでした。

めでたし、めでたし…。