isseyと愉快な仲間達

日々謝罪と反省なり。

白い大蛇

2005年10月12日 10時46分01秒 | 現地調査
10月8~10日の3日間、私は3連休でした。

8日(土)は月一恒例の空手の練習があったので
夕方から近くの公民館に練習に行きました。

普段は組手の練習しかしない中学生の後輩が
珍しく型を教えてくれと言ってきたので
本人の希望する十八手と言う型を教えました。

久々の練習だったのと人に型を教えたのもあって
両足の太股が激しい筋肉痛になりました。

練習が終わって家に帰り、洗濯機を回して、ある準備を始めました。
それは9月下旬から企てていた「計画」を実行する為の準備を…。


翌朝9時前に起床。
ヨタヨタしながら着替えて最寄り駅に向かう。
新幹線に乗って目指すは広島駅。

新大阪から約1時間、広島に着きました。
そこからローカル線に乗り換えて約40分、
JR岩国駅に着いたのです。

そこからバスで数分の所に、
妙に反り返った形状で有名な
錦帯橋に着きました。

渡橋代で300円徴収する所が観光名所の特権。
わずかな抵抗とばかりに5千円を差し出す。

錦帯橋は台風か何かで、最近になって立て替えがあったらしい。
しかし何で分度器を並べたような形をしてるのだろうか?
どう考えても物資の輸送には不向きな形をしている。

錦帯橋の向こうにある岩国城の人達が
攻められにくくする為の策略やったんやろか?
しかし川底は浅く、その気になれば走って渡れなくもない。

錦帯橋の風景が、京都の嵐山の渡月橋に似てる印象を受けつつ
岩国名物の白ヘビを見に先を急いだ。

白ヘビはアオダイショウの突然変異か何からしく、
余り見掛けない種だと係員のオジサンは話してくれた。
しかし白ヘビの子供は白ヘビである事は
突然変異種は優性遺伝してる訳であって…

白ヘビは宮崎県でも見た事があったので、高い関心を示さなくなった私は
山の頂上にある岩国城に向かうべく、ロープウェイに乗り込んだ。

ロープウェイ山頂から5分程歩いた所に岩国城はあった。
岩国城を建てた人は何でこんな山に建てたのだろうか?
山城は攻めにくいからか?
もしかして引き籠もりの気があったのでは?

拝観料270円、拝観時間10分と非常に回転率の良い岩国城だった。

ロープウェイで来た道を戻っても良かったが
山道があったので歩いてみる事にした。

途中で別れ道があり、下山する道と護館神なる
非常に興味を引く道標があった。
せっかくなので護館神に行ってみる事にした。

道標では1km先と書いてあったが20分歩いても辿り着かなかった。
それ所か民間人が見てはいけない政府の施設を見てしまった。
国営放送の電波中継施設(無人)を見てしまった。

そこから更に5分、護館神に辿り着いた。
鳥居は立派だったが、肝心の祠は波板に覆われていた。
資材置場に鳥居がある方が正しい表現かも知れない。

がっかりして来て道を戻り、岩国駅に戻った。
腹は減っていたが先を急がねばならない。
予約してるビジネスホテルは下関にある。


つづく…。



宮本武蔵は巌流島に向かう前に浜辺でカメに出会っている。

カメから貰った重箱の所為で時間に遅れたのである。

それが佐々木小次郎との決闘にどう影響を与えたかは

彼の著書・五輪書に詳しく書いてあると言うが…。