200X年6月某日 ペルー某所
ヂブリス遺跡にて、アメリカ人考古学者と現地ガイドを含む
6名の捜索隊が下山予定日を過ぎても降りて来ないとの連絡が入り
地元警察が遺跡を捜索。
3日後、警察はヂブリス遺跡で6名の所持品を発見する。
衣類はズタズタに引き裂かれており
岩肌に掻き毟ったと思われる血痕の付いた爪跡があった。
この事態を見た地元の長老は
現地の信仰宗教に伝わる
「あってはならないこと」を示す
「ポーニョ」の仕業ではないかと疑った。
警察は学者たちはピューマなどに襲われたとして一応の決着を見た。
しかし、半月後の7月初旬
ヂブリス遺跡から北に130km離れた農村で
家畜が襲われる被害が相次いだ。
始めはチュパカブラの仕業ではないかと考えられたが
その残虐性や手口からどうも違うのではとの声が上がった。
チュパカブラは家畜の血を吸うのに対して
今回の家畜の被害は死体の腐敗が著しく死因が判明していないのだ。
その被害は北上するほど被害が発生しており
遂に7月4日、人間の犠牲者が出た。
メキシコ北部のアメリカとの国境付近で
昼間にも関わらず男性4人が変な格好で死亡する事件が発生した。
翌5日にはアメリカ・ニューメキシコ州の観測台が
不規則な動きをする電磁波を観測。
直ちにペンタゴン関係者に連絡が入り
E.B.E(Extra-terrestrial Biological Entities)対策の
「コンドル作戦」が執られた。
大規模な軍事演習と称して召集された
精鋭1,500人の軍人の包囲網も虚しく
このE.B.Eは観測台の最初の発見から
おそよ8時間後には半径500km圏内から姿を消した。
その間にも隣のアリゾナ州で30人が
これまた変な格好で死亡した。
アメリカ政府は国民の混乱を避けるため
これをカルト教団の集団自殺として
ヒゲの生えた中国人を容疑者として逮捕した。
アメリカ軍の執ったコンドル作戦は
日本政府にも緊急である事として伝えられたが
首相は支持率回復に躍起で
地元のサクランボの種飛ばし大会に必死だった。
しかし、ハワイ沖で無残に噛み殺された
10数頭のホオジロザメの死体が発見されると
ポーニョは日本に進路を向けている事が推測され
日本政府も僅かばかりの緊張感を持った。
米軍、中南米での被害報告から
ポーニョは、いわゆる人面魚で
体長50cmと非常に小さく
とても愛らしい容姿とは裏腹に獰猛な性格だと言う。
その情報を元に警戒していた。
しかし、東部標準時間の午前9時5分
遂にポーニョは東京湾に出現した。
全長18m 体重7t(いずれも推定)
地上で、海底でさまざまな生命を捕食し
ポーニョは遂に1200年前の姿を取り戻し
再び食物連鎖の頂点に君臨したのだ。
ポーニョは吠える 王者の復活の雄叫びを
ポーニョは喰らう 有り余る人類を除去するために
ポーニョは呼ぶ 地底に眠る残り3体の仲間を呼び寄せるために
ヂブリス遺跡で目覚めた人類の悲劇は再び人類を捕食し
全ての文明を再び終わらせようとしているのか?
ポーニョの鋭い鉤爪の前に
人類の兵器は通用するのか?
スタジオ・ヂブリス最新作
『崖の上からポーニョ』
あなたは この夏 二度死ぬ・・・
ヂブリス遺跡にて、アメリカ人考古学者と現地ガイドを含む
6名の捜索隊が下山予定日を過ぎても降りて来ないとの連絡が入り
地元警察が遺跡を捜索。
3日後、警察はヂブリス遺跡で6名の所持品を発見する。
衣類はズタズタに引き裂かれており
岩肌に掻き毟ったと思われる血痕の付いた爪跡があった。
この事態を見た地元の長老は
現地の信仰宗教に伝わる
「あってはならないこと」を示す
「ポーニョ」の仕業ではないかと疑った。
警察は学者たちはピューマなどに襲われたとして一応の決着を見た。
しかし、半月後の7月初旬
ヂブリス遺跡から北に130km離れた農村で
家畜が襲われる被害が相次いだ。
始めはチュパカブラの仕業ではないかと考えられたが
その残虐性や手口からどうも違うのではとの声が上がった。
チュパカブラは家畜の血を吸うのに対して
今回の家畜の被害は死体の腐敗が著しく死因が判明していないのだ。
その被害は北上するほど被害が発生しており
遂に7月4日、人間の犠牲者が出た。
メキシコ北部のアメリカとの国境付近で
昼間にも関わらず男性4人が変な格好で死亡する事件が発生した。
翌5日にはアメリカ・ニューメキシコ州の観測台が
不規則な動きをする電磁波を観測。
直ちにペンタゴン関係者に連絡が入り
E.B.E(Extra-terrestrial Biological Entities)対策の
「コンドル作戦」が執られた。
大規模な軍事演習と称して召集された
精鋭1,500人の軍人の包囲網も虚しく
このE.B.Eは観測台の最初の発見から
おそよ8時間後には半径500km圏内から姿を消した。
その間にも隣のアリゾナ州で30人が
これまた変な格好で死亡した。
アメリカ政府は国民の混乱を避けるため
これをカルト教団の集団自殺として
ヒゲの生えた中国人を容疑者として逮捕した。
アメリカ軍の執ったコンドル作戦は
日本政府にも緊急である事として伝えられたが
首相は支持率回復に躍起で
地元のサクランボの種飛ばし大会に必死だった。
しかし、ハワイ沖で無残に噛み殺された
10数頭のホオジロザメの死体が発見されると
ポーニョは日本に進路を向けている事が推測され
日本政府も僅かばかりの緊張感を持った。
米軍、中南米での被害報告から
ポーニョは、いわゆる人面魚で
体長50cmと非常に小さく
とても愛らしい容姿とは裏腹に獰猛な性格だと言う。
その情報を元に警戒していた。
しかし、東部標準時間の午前9時5分
遂にポーニョは東京湾に出現した。
全長18m 体重7t(いずれも推定)
地上で、海底でさまざまな生命を捕食し
ポーニョは遂に1200年前の姿を取り戻し
再び食物連鎖の頂点に君臨したのだ。
ポーニョは吠える 王者の復活の雄叫びを
ポーニョは喰らう 有り余る人類を除去するために
ポーニョは呼ぶ 地底に眠る残り3体の仲間を呼び寄せるために
ヂブリス遺跡で目覚めた人類の悲劇は再び人類を捕食し
全ての文明を再び終わらせようとしているのか?
ポーニョの鋭い鉤爪の前に
人類の兵器は通用するのか?
スタジオ・ヂブリス最新作
『崖の上からポーニョ』
あなたは この夏 二度死ぬ・・・