阪神大震災の復興のシンボルとして神戸市長田区の商店主らが
JR新長田駅南の公園に建設を進めている「鉄人28号」の
実物大モニュメント(高さ18m)のほぼ全身が組み上がり
足を踏ん張り、腕を突き上げて力強いポーズを取る姿が現れた。
背中には原作を忠実に再現したロケットを装備。
有事の際は実際に発射できるよう設計されている。
今月末までに塗装を終え、濃紺に緑と赤のラインが映える
懐かしのヒーローの雄姿が披露される。
近くで喫茶店を経営する五十嵐五十六さん(55)は
「震災からもうすぐ15年、未だに復興してない瓦礫の街だと
商店街の店主らは未だに思い込んでいる。
復興以外にこれと言った取り得もなく
行政や政治頼みの地域振興がこんな無駄な鉄の塊を生んだのだろう。
1億3千万円も使って無意味なハコモノを作る発想の乏しさには呆れた。
完成後はハローワークに通うのを日課とする失業者のたまり場になり
『あの頃は良かった・・・』と現実逃避する場所になるのだろう。
そして中学生らが鉄人28号に登って怪我をして鉄柵が設けられ
足元にはスプレーで「○○参上」と汚く書かれる気がする。
いつの日か『鉄人28号があった場所』『鉄人28号跡地』
として笑われるのだろう」と残念そうに見上げていた。
JR新長田駅南の公園に建設を進めている「鉄人28号」の
実物大モニュメント(高さ18m)のほぼ全身が組み上がり
足を踏ん張り、腕を突き上げて力強いポーズを取る姿が現れた。
背中には原作を忠実に再現したロケットを装備。
有事の際は実際に発射できるよう設計されている。
今月末までに塗装を終え、濃紺に緑と赤のラインが映える
懐かしのヒーローの雄姿が披露される。
近くで喫茶店を経営する五十嵐五十六さん(55)は
「震災からもうすぐ15年、未だに復興してない瓦礫の街だと
商店街の店主らは未だに思い込んでいる。
復興以外にこれと言った取り得もなく
行政や政治頼みの地域振興がこんな無駄な鉄の塊を生んだのだろう。
1億3千万円も使って無意味なハコモノを作る発想の乏しさには呆れた。
完成後はハローワークに通うのを日課とする失業者のたまり場になり
『あの頃は良かった・・・』と現実逃避する場所になるのだろう。
そして中学生らが鉄人28号に登って怪我をして鉄柵が設けられ
足元にはスプレーで「○○参上」と汚く書かれる気がする。
いつの日か『鉄人28号があった場所』『鉄人28号跡地』
として笑われるのだろう」と残念そうに見上げていた。