そういえば、オーナー制で肉をお店に預けて熟成&演出が驚き、という焼肉店の情報を貰い、
ドキドキしながら行ってきました。
店内はまずウェイティングのバーがあり、
(実はバーのみの利用も可能だそうですが)
奥に進むと大きなシャンデリアのあるフロアに。
奥にある大きな牛の絵が印象的です。
こちらのお店はお店でお肉を熟成していただけるそうで、
フロアへの移動途中にある熟成庫には熟成中のお肉が置いてあります。
もちろんお肉のオーナーではない方向けのメニューがありますよ。
本日のコースは「
Union Square(ユニオンスクエア)」、
こちらにノンアルコールドリンクのペアリングをお願いしました。
テーブルの手元の引き出しを出すと、カトラリーが入っています。
あら?トングがあるということは自分で肉を焼くのかしら?と思いました。
「
アップルジュースと生姜のソーダ」
生姜のスティックまで入ったソーダで、リンゴの甘さの中に引きしまった生姜の辛みを感じます。
【Amuse】
「
The garden」
箱庭のような中にあるのは…メンチ!
真っ黒で石のような色にビックリ。
中に2個だけメンチが入っているのです。
カトラリーでたたいて確認しながら見つけていただきました。
ジューシーなメンチはトリュフの香り。
実は石ではなく、トリュフに見立てているそうで
そういわれると納得。落ち葉の下ではないのですね。
【 Appetizer 】
・「○○のトマト」はイタリア産のトマトの甘酢漬け。さっぱりしていていくらでも食べられそう。
・「肉ウニ」はとにかくお肉が甘く感じました!
・季節の一品は「焼きナス」茄子とにんにくのピューレの上に焼きナスが載り、このピューレが秀逸。
・「King of kim chi」は韓国のキムチにチュジャンで和えたもの。
それぞれとても凝っていて、こだわりの塊のようなお料理です。
ここで次のドリンクが運ばれてきました。
セロリとパインにグレープフルーツとバニラのシロップの入ったジュース。
色は緑色で青汁的なドリンクを想像していましたが、味はそこまでではなく、
フルーツ感もちゃんと味の中に感じられました。
【 本日の塩焼 】
「
生タンと和牛ハラミ」
タン2種と厚切りのハラミです。
パイナップルを使用したレモンダレと柚子コチュジャン。
こちらは肉を自分で焼いて育てます。
厚切りタンはとても柔らかく、タンでここまで柔らかいのは食べたことないかも...
ハラミも自分でトングを持って焼きます。
は~、焼いた後見た感じはさほど汁が滴る感じではないのに
一口口に入れてみると凄く肉汁溢れる感じはとっても好みかも。
厚切りタンはレモンだれ、厚切りハラミは柚子コチュジャンがおススメとのことでしたので
それに従い味を整えました。
ところで薄切りタンは...既に味付きとのことで、そのままいただきました。
一番歯ごたえがあった印象でした。
【 Salad 】
サラダの名前は「Bouquet」(ブーケ)
見た目は花束のようです。
そこにグラナパダーノをたっぷりと削ってかけてふんわりと覆ってくれます。
あらかじめ5種の野菜と2種のハーブをローストビーフでくくっていますが、
カラマンシーのドレッシングがかかっているので、
あとはカトラリーで切って和えていただきます。
カラマンシーを使っているというので酸味を想定していましたが
思ったよりも酸味が少なくとても食べやすかったです。
【 Today's soup 】
「B掬うスープ」
最初に具だけ入った器が目の前に。
エシャロットときのこ、焼き目を付けたホタテが入っています。
焼き目を付けてあるからかほんのり香ばしい香りがしていました。
そこに赤海老を炒めて煮だし、生クリームも加えて味を調えたというスープを注いでくれます。
そうすると香りは一気に海老の香りに。
一口掬って飲んでみると、そこに海老がいるのではというくらいの海老の味。
Bの意味はよく分からなかったのですが、よくここまで海老の味を出したなぁ、と思いました。
ここで次のドリンクに。
ぶどうジュースとりんご酢を合わせたドリンク。
このドリンクはとても爽やかな風味で、家で頑張って再現してみたい、と思いました。
お酢を継続的に飲むのは苦手なのですがこういうアイデアをいただけるのは嬉しいです。
(そのため外では積極的に摂れるときには飲んでいます)
【 本日の厳選焼 】
黒いボードが各人の前に置かれます。
上には薬味が載っています。
・青森県産にんにくチップス
・本わさび
・洋ワサビ
・ヒマラヤ岩塩
・柚子ポン酢おろし
そして何やら宝箱のような箱がやってきます。
隙間からこぼれ出るスモーク...
中に入っているのはお肉でした!
「
本日の厳選黒毛和牛」
部位はミスジでした。
こちらはスタッフさんが焼いてくださいます。
さすがスタッフさんが焼いてくださるだけあって、焼き加減が絶妙で、
一口分ずつ、いろいろな薬味を付けていただきました。
一番気に入ったのはヒマラヤ岩塩でした。
サシは綺麗に入っていますが脂が過ぎるということはありませんでしたよ。
【 本日のたれ焼 】
「特製ダレの壺漬け」
ヤンニョムダレに漬けたホルモンとカルビがきました。
タレには青唐辛子とニラや葱が入っています。
カルビとホルモンはスタッフさんが焼き、
さらにご飯の上に載せてくれます。
ぐっと親近感の湧くビジュアルです。
さて、ドリンクはここで
クランベリーとぶどうのジュース。
ライムをひと搾りしてあるそうです。
甘さの中にライム果汁が入ることで少し引き締まった印象です。
【 〆 】
「-196℃冷麺」
配膳されたのは厚めのガラス板。
この上に冷麺。
そして-196℃の液体窒素をかけてくれます。
一気に冷やす意味合いがあるのでしょうか。
あっという間にスープまで凍ります。
麺は盛岡冷麺の麺だそうで、ちょっと太め。
具材は茹で卵や茗荷など12種類入っていて、スープはカツオベース。
好みでりんご酢もかけてよいそうですが、私はそのままいただきました。
スープが市販のスープよりもまろやかな印象でした。
【 Dessert 】
「
美味しくてごめんなchai」という名前のチャイのムース。
液体窒素で一気に冷やしたそうです。
器がとても変わっていて、地面の上にムースを発見したような印象です。
味はシナモンがとても効いていました。
また、ムースの下には土に見立てたクッキーが敷いてありました。
【 コーヒー or ハーブティー 】
デザートがチャイでしたので、コーヒーを選びました。
ミシュランNYで賞されたFUTAGOを東京に持ってきたお店とのことで
いろいろとお料理の一つ一つにコンセプトがあるようです。
演出やお料理自体にサプライズがたっぷり盛り込まれているところは面白いなと思いました。
デザートの名前とかは、さすが大阪に本店がある焼肉ふたごの系列ですね。
遊び心も盛りだくさん。外国からのお客さまとかにもとても喜んでいただけそう!
YAKINIKU FUTAGO 37West 17th St
TEL: 03-6550-8725
東京都港区新橋2-11-10 HULIC & New Shinbashi 2F
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