とある大学関連の方々との忘年会に、間違いないだろうと選んだのがこちらのお店。
マップで見たときにはお店の入り口は東大赤門前の通りに面しているのかと思いきや
1本中の通りに面したつくりになっていて、ひっそりとして静か。
でも、表の通りに面して入り口があると思っている方も多く、探してしまうみたいです。
メニューはとてもシンプル。
のれんをくぐって入口までのアプローチがとても素敵。
店内は靴を脱ぎスタッフさんにより下駄箱へ。
畳の通路をすすむと通路の左右に個室が並びます。
広いテーブルは途中で七厘を置くため。
また決してギュウギュウとならないところはおもてなし感を演出できていいんです。
今回はこちらのコース。
「饗花粋月(きょうかすいげつ)」に、にく匣は「こころいき」 という組み合わせ。
【先附】 聖護院大根の肉味噌掛け
【八寸】 季節の彩り盛合せ 白子 薩摩芋 薩摩揚 和牛棒寿司 生麩蒲焼き
【御椀】 蟹真丈
【御造り】和牛サーロインの軽い炙り雲丹巻
【名物】 肉亭のだしだれ焼き
【にく匣】こころいき(特選肉230g)
【口直し】季節のしゃーべっと
【御食事】卵かけご飯
【水菓子】杏仁むーす
さてご満足いただけますように、とお食事が始まります。
とてもお肌など美容によい「コラーゲンスープ」
男性にも同様に紹介され配膳されます。
濃厚で塩で味付けされています。
ほんの少しですがとても満足感がある出汁といっていいかも。
ドリンクは「紀州南高梅サワー」
中の梅が柔らかくてつつけばつつくほど美味しいのですが、
先生の手前大人しく...。ほんとうはこっそりお箸ですくいたかったほど
この梅が美味しかったです。
「聖護院大根の肉味噌がけ」
聖護院大根は透き通るようで、そこに濃厚な和牛の肉味噌がかかっています。
上にはジャガイモの細切りを素揚げしたものが載り、香ばしさもあれば、
カリッとした食感上のアクセントにもなっていました。
「季節の彩り盛合せ」 白子 薩摩芋 薩摩揚 和牛棒寿司 生麩蒲焼き
野沢菜キムチ入りの薩摩揚はピリリとした味が全体を引き締め
薩摩芋の甘露煮、生麩蒲焼き、白子のジュレぽん酢和え、和牛棒寿司など
少しずつの美味しいものを味わいながら話も弾みます。
お椀は「蟹真丈」
牛テールからとった出汁が思いのほか蟹真丈を引き立てます。
百合根のホクホクとした食感、芽蕪という蕪の若い青菜は初めていただきましたが、
根までいただけて、食べごたえがありますね。
「和牛サーロインの軽い炙り雲丹巻」
思ったよりも少し厚めのサーロインが軽く炙ってあり、
中には新鮮な雲丹が巻いてあるのですが、
わさびの少しピリリとした風味が軽いアクセントにしか思えないほど
雲丹と和牛の濃厚な風味を感じました。
さてここで黒いエプロンとスマホケースのビニール袋が登場しました。
スマホに油が飛ばないためだそうです。
七厘の登場ですが、ここでスタッフさんを待ちます。
そうするとだしだれと薬味、和牛うちももの登場です。
名物「肉亭のだしだれ焼き」はスタッフさんが焼いてくださるのだそうです。
牛脂を網にまぶし、
和牛うちももをさっと炙り
くるっと丸めて牛骨でとっただしだれにくぐらせ、
1名分ずつ提供してくれます。
この和牛うちももはすごく薄いわけではないのですが何度か返しながらさっと焼くので
半分レアと言っていいかも!
まただしだれがいい味に調えてくれるので口の中で違和感なくとろける感じでした。
ここで焼肉に入る準備で、自家製のおろしリンゴなどが入ったつけだれや
柚子風味のおろしポン酢、ガーリックチップ、わさびなどが用意されます。
にく匣「こころいき」は、
タン元、ミスジ、ザブトン、カイノミ、上ハラミをトータルで230gという構成。
そのほか、海老やエリンギ、万願寺唐辛子といったお野菜などが入っています。
厚みのあるタン元はとても柔らかく、焼いてもタンとしての独特の食感はありつつ
ジューシーで一口で食べてしまうのが惜しいほど。
立派なねぎは丁寧に転がしながら焼くとやけどしそうなほど熱く
でも甘く...
焼肉というのは意外と食に対する欲望がストレートに出るからなのか
仕事だけではなく、食に関しての話題も弾むということがよく分かりました。
男性でも満足な量だったのではないかと思います。
ドリンクは途中で
「生レモンサワー」にチェンジ。
スッキリとした酸味は焼肉によく合います。
季節のシャーベットは「柚子シャーベット」でした。
シャーベットだけでなく、上には柚子のジュレがかかっており、
口の中はさっぱりしつつ、冷たすぎないところもいいですね。
「卵かけご飯」
卵の黄身は秘伝のタレに漬けてあるのだそうで、
トロリとした卵の黄身はご飯と合わさるとちょうどいい塩梅になります。
その秘伝のタレの秘密を知ろうといろいろ味を見つついただきました。
実は私だけ「卵かけご飯」を選びましたが「盛岡冷やし麺」というのもあり、
4人でもそれぞれに対応してくださるので1人だけ「卵かけご飯」、ということも可能です。
赤だしと香の物(山椒、いぶりがっこ、等)がついていました。
水菓子は「杏仁むーす」で、
おろしたりんごを使ったソースがかかっています。
またカリッとした揚げた蕎麦の実も付いていて、
かけていただくのですが、カリッとした蕎麦の実と
トロリとした舌触りの杏仁むーすと林檎のソースがなんとも言えない不思議な食感と味わいで
色々と考えてあるなと思いました。杏仁むーすは絹ごしよりも濃くなめらか、
でももっちりとした食感もあるとても手のかかっていそうな感じのデザートになっていました。
途中スタッフさんが気を使ってくださったりということもありますが、
とても食べることが好きな先生方でもあったので、
写真を撮るのも気にせず(というか先生たちも撮ってた~)
この焼肉の形にとても喜んでいただき、
私としてもこのお店を選んでよかったなと思いました。
大学の至近距離で独特の雰囲気もある街ですが、
一本奥の通りには素敵なお店もあるんですね。
また機会があれば選びたいなと思うお店でした。
肉亭ふたご 本郷三丁目店
TEL:03-3868-2576
東京都文京区本郷5-24-7 プラウドタワー本郷東大前 1F
あっと言う間に年末ですね。
私は明日で大きなお仕事は終わりです。
やらなくちゃいけない事はいろいろあるんだけど、嬉しいな♪
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