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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

9.18「さようなら原発 さようなら戦争」全国集会

2017年09月21日 | フクシマ原発震災
 ▼ さようなら集会 (東京新聞【本音のコラム】)
鎌田慧(ルポライター)


「さよなら原発1000万人アクションHP」より

 昨日の代々木公園。「さようなら原発 さようなら戦争」全国集会は明るい雰囲気だった。
 安倍内閣は北朝鮮ミサイルの恐怖を盛んにあおり、過剰な防空演習を指示していたのは「火事場泥棒」的な衆院解散を狙っていたからだったのだ。
 この政府はフクシマ事故で住民が大量に難民化しても平然と原発を推し進め、二度目の事故で国民生活が完全に破綻する危険に眼をつむって、電力会社など原発関連産業の刹那的な利益の誘導を図っている。
 避難訓練を条件とする原発の再稼働など、全体主義国家の人権無視政策である。
 安倍首相の美辞麗句「美しい日本」が大量の故郷喪失者を発生させている。

 原子力規制委員会は、東京電力柏崎刈羽原発の運転適格性をありとしたが、最初から結論ありきの審査だ。
 いまに至るまで東電は福島事故の責任を何ら取っていない。
 廃炉はできるのか、放射性廃棄物をどうするのか。

 事故当時の原子力委員長だった近藤駿介氏は、「原子力に限らず、どんな技術にも負の側面はある」といまでも反省なき原発村の中心人物。
 北朝鮮に対抗して核の持ち込みが主張され、小型核爆弾なら自衛の範囲、憲法に違反しないとの意見も出てきて、解散総選挙。
 憲法九条に自衛隊を滑り込ませる居直り強盗、世界の良識に背く原発再稼働。
 会社天下、人権低国にさようならしなくちゃ。

 『東京新聞』(2017年9月19日【本音のコラム】)

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