会員の皆様へ
《2011年度「君が代」解雇裁判を共にすすめる総会》
6月18日(土)13:30~16:30
日本青年館503号室(JR・信濃町、千駄ヶ谷/地下鉄・国立競技場前)
裁判報告(水ロ洋介弁護士)
2010年度活動報告/2011年度方針/決算・予算
講演:新国立劇場合唱団員契約打切り事件の最高裁闘争<仮題>(同ユニオン事務局長・安並克磨氏)
未曾有の大震災からの復興の方向はいまだ定まらず、最悪の原発事故はさらに深刻の度を増しているやに見えます。皆様、また皆様のご親戚、お知り合いに、被害はありませんでしたでしょうか。被害を受けられた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今年度の総会につきご案内申し上げます。今年の総会は、かつてない状況のなかで開くことになります。5月半ば、大阪で橋下府知事と大阪維新の会による「日の丸・君が代」強制を条例化するという暴挙の策動が報じられ、これは府議会多数で決められようとしています。9月には違反者への処分条例案が上程される予定といわれています。「10・23通達」全国化の重大な第1歩です。
さらに、私たち「君が代」強制解雇裁判とともに最高裁要請行動などを闘ってきた嘱託採用拒否撤回裁判につき、最高裁第1小法廷は5月23日付で、「上告受理申立」(裁量権などの判断)の不受理決定、および「上告」(憲法判断)の判決日指定(6,月6日)を通知して来ました。他の裁判からの切り離しです。不当判決が心配されます。
これより早く、同じく「上告受理申立」不受理・「上告」判断の通知を受けていた南葛高Sさん裁判(第2小法廷)では、5月30日判決があり、上告棄却の不当判決が出されました。
私たちはこれまで、予防訴訟・東京「君が代」裁判などが最高裁にそろうことをうけ、併せての大法廷審理を要求してきましたが、「君が代」強制解雇裁判も他と切り離されて判決が出されるおそれがあります。
また、上告している予防訴訟は第1小法廷係属(担当調査官は「解雇裁判」「採用拒否裁判」と同じ人物)が決まりました。最高裁の意図的采配を感じざるを得ません。
この1年、私たちは必死になって運動を続けてきました。「解雇裁判を大法廷に回付し口頭弁論を開け!」「『日の丸・君が代』強制の違憲違法を確認せよ!」「思想良心による再雇用差別の違法を確認せよ!」この3つの要求で最高裁要請を行い、署名を集め、「共同アピール」を普及して世論の喚起に努めてきました。この活動を総括し、さらに態勢を固め、これからの方針を確認したいと思います。
ご多忙中、まことに申し訳ありませんが、万障お繰り合わせの上、総会にお集まりいただきますよう、お願い申し上げます。
2011年5月31日
「君が代」解雇裁判を共にすすめる会世話人会
「君が代」解雇裁判を共にすすめる会世話人会
★ 2011年度総会のご案内
《2011年度「君が代」解雇裁判を共にすすめる総会》
6月18日(土)13:30~16:30
日本青年館503号室(JR・信濃町、千駄ヶ谷/地下鉄・国立競技場前)
裁判報告(水ロ洋介弁護士)
2010年度活動報告/2011年度方針/決算・予算
講演:新国立劇場合唱団員契約打切り事件の最高裁闘争<仮題>(同ユニオン事務局長・安並克磨氏)
未曾有の大震災からの復興の方向はいまだ定まらず、最悪の原発事故はさらに深刻の度を増しているやに見えます。皆様、また皆様のご親戚、お知り合いに、被害はありませんでしたでしょうか。被害を受けられた方々には、心よりお見舞い申し上げます。
さて、今年度の総会につきご案内申し上げます。今年の総会は、かつてない状況のなかで開くことになります。5月半ば、大阪で橋下府知事と大阪維新の会による「日の丸・君が代」強制を条例化するという暴挙の策動が報じられ、これは府議会多数で決められようとしています。9月には違反者への処分条例案が上程される予定といわれています。「10・23通達」全国化の重大な第1歩です。
さらに、私たち「君が代」強制解雇裁判とともに最高裁要請行動などを闘ってきた嘱託採用拒否撤回裁判につき、最高裁第1小法廷は5月23日付で、「上告受理申立」(裁量権などの判断)の不受理決定、および「上告」(憲法判断)の判決日指定(6,月6日)を通知して来ました。他の裁判からの切り離しです。不当判決が心配されます。
これより早く、同じく「上告受理申立」不受理・「上告」判断の通知を受けていた南葛高Sさん裁判(第2小法廷)では、5月30日判決があり、上告棄却の不当判決が出されました。
私たちはこれまで、予防訴訟・東京「君が代」裁判などが最高裁にそろうことをうけ、併せての大法廷審理を要求してきましたが、「君が代」強制解雇裁判も他と切り離されて判決が出されるおそれがあります。
また、上告している予防訴訟は第1小法廷係属(担当調査官は「解雇裁判」「採用拒否裁判」と同じ人物)が決まりました。最高裁の意図的采配を感じざるを得ません。
この1年、私たちは必死になって運動を続けてきました。「解雇裁判を大法廷に回付し口頭弁論を開け!」「『日の丸・君が代』強制の違憲違法を確認せよ!」「思想良心による再雇用差別の違法を確認せよ!」この3つの要求で最高裁要請を行い、署名を集め、「共同アピール」を普及して世論の喚起に努めてきました。この活動を総括し、さらに態勢を固め、これからの方針を確認したいと思います。
ご多忙中、まことに申し訳ありませんが、万障お繰り合わせの上、総会にお集まりいただきますよう、お願い申し上げます。
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