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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

近藤順一の〈中国通信1575〉まともに向き合わないことが、日本の子どもにどんな影響があるか

2018年08月26日 | 平和憲法
皆様へ、 日中友好と教育の自由のために〈中国通信1575〉を送ります。重複お許しください。ご意見ご批判をお願いします。転送OK。*記事の中国語原文については大幅に(略)しています。全文を読みたい方はご連絡ください。

台湾にも設置された両手を挙げている慰安婦像

 ◆ 台湾の慰安婦像 日本側“適切な対応”要請
   2018年8月17日 23時1分 日テレNEWS24


 今月、台湾に慰安婦像が設置されたことを受け、事実上主導した台湾の野党・国民党に、日本側が像の撤去など「適切な対応」を求めていたことが分かった。
 台湾南部の都市・台南市では、今月14日、台湾で初めてとなる、従軍慰安婦問題を象徴する少女の像が設置され、除幕式には、最大野党・国民党の馬英九前総統が出席した。
 像を設置したのは、今年4月に国民党の支援を受けて設立された団体で、像は国民党が主導して設置したとみられている。
 *“慰安婦”問題は象徴的だが、あの戦争について具体的に事実を明らかにし、必要な謝罪・賠償をしない限り正常な関係はつくれない。“反省しない強盗・殺人鬼”と共生はできない。(近藤)
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 ◆ 韓国は初の“慰安婦”被害者記念日を迎え、韓日の歴史的怨念が再起する
 作者:高 ?
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 (日本語訳の簡約:近藤)


 ◆ 政治の右傾化 歴史の否定

 “日本では、慰安婦を全国的に記念することに対し、それそのものをある侮辱と見なされる。”ロイターは14日の文章で指摘した。
 当日、日本の共同社も報道した。

 日本の“女性の戦争と平和資料館(ワーム)”の名誉館長・池田恵理子は、日本政府は教育とメディア報道で“慰安婦”問題を抑圧していると思っている。
 その資料館は極力“慰安婦”問題の実際情況を明らかにするよう努めている。それは日本で唯一の強制“慰安婦”史料を主たるテーマにした資料館である。
 “慰安婦問題は朝鮮半島を侵略植民地にしたことの遺された問題である。日本政府が長く慰安婦問題を否定してきたことは、歴史修正主義のイデオロギーと大いに関係がある。”中国社会科学院日本研究所外交研究室主任・呂耀東は取材を受けて語った。
 呂耀東は考えている。現在、日本の保守政党が掲げているのは、日本で隆盛の民族主義と共鳴している政治的右傾化思潮の氾濫である。
 安倍政府“慰安婦”等の戦争犯罪と侵略の歴史を否定し、主に民族主義と迎合している。
 ◆ 双方取り下げない 関係は壊れる

 “慰安婦”問題で韓日は分裂し、両国関係には暗い影が落ちる。

 “2015年から今日まで、日韓両国はずっと不正常で、その大きな原因は“慰安婦”問題である。呂耀東はそう分析している。
 日本は“慰安婦”の事実を否定し、かつ、その解決のための譲歩を拒絶している。

 もう一方では、韓国文在寅政府は、“慰安婦”問題解決を選挙公約とした。韓国民衆も日本の態度に強烈に反対している。
 双方は取り下げず、両国関係改善の障がいとなっている。

 その他、“慰安婦”問題は日本と周辺諸国との関係にも影響を及ぼしている。

 《ワシントンポスト》によると、記念日当日、フィリピンなどアジアの抗議者も記念活動に参加した
 ロイターによると、“第2次大戦以来、慰安婦問題はずっと日本と多くの隣国との紛争の種になってきた。”という。
 呂耀東も、“もし、日本がこの歴史問題を妥当に解決できなければ、自己の歴史修正主義を中国・韓国や他の侵略を受けた国に押し付けることになり、それでは、安倍のアジア政策、日本と東アジア諸国の関係には、必ず問題が発生するだろう。”と考えている。
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