パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

アベを倒そう!(80)

2016年03月18日 | 日の丸・君が代関連ニュース
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  【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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  東京五輪に 【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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  対米従属で「世界征服」を夢想するデマゴギー政治家安倍首相を倒そう!
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 ▲ 大阪から嬉しいニュースが入ってきました。
 この間、中学校現場で「君が代」強制に粘り強く闘っているM先生の再任用が決定しました。
 そのメールを以下に貼り付けます。
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 大阪のD-TaC・笠松です。
 「君が代不起立処分・調教教育の撤回!」を訴えるMさんに、校長から今日3/15に、口頭の市教委通知がありました。
 「再任用は合格。赴任校は、当初予定の25日が28日に変更された2次内示待ち。」
 それを踏まえて、今日3/15の夕方、笠松・山口で市教委S担当係長に会い、以下を確認しました。
 ○ 「再任用自体は、今日の通知で最終確定。本人には口頭だが、市教委から送ったメール文書が、校長の元にある。赴任校のみが、内示扱い。」
 ○ 「2次内示日が変わったのは、全員について。事務局の行政職員に合わせて、指導主事と校長の内示日を変えたので、再任用2次内示日も連動で変わった。」
 ・・・・・とのこと。

 Mさんの再任用は、確定と言っていいと思います。
 ご支援ありがとうございました。
 新たなスタートになります。
 (このメールの転送歓迎)

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 また、そのM先生から次のようなメールが入っています。
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 Mです。
 今日午後、校長から「市教委からの連絡で、再任用は合格。赴任校の2次内示は3月28日。」との連絡を受けました。いろいろとご支援ありがとうございました。学校に残って闘えることをとてもうれしく思います。
 ところで、今日の産経新聞に、D-TaCが大阪市の全小中学校に君が代強制に反対するメールを送り、市教委が「影響されずに国旗掲揚・国歌斉唱を適切に実施するよう」通知を出したとの記事が載りました。
 3面の全国版です。

 新聞(添付)では、見出しが
 「大阪市全小中学校に市民団体がメール 教職員の国歌斉唱起立に反対」
 であったのに、
 産経WEST(ホームページ)では
http://www.sankei.com/west/news/160315/wst1603150013-n1.html
 「『君が代起立』は教育滅ぼす」…大阪市立全小中424校に市民団体がメール
 市教委「市方針と著しく異なる」と実施の徹底通知
 となっています。

 私たちは、「起立斉唱強制職務命令が、教育荒廃をもたらす」という表現はしていますが、「『君が代起立』は教育滅ぼす」とは、全小中学校に送ったメールはもちろん、今までどこでもこんな表現をしたことはありません。
 これは歪曲報道です。

 こんな見出しをつけることで、ネットの批判をあおろうとしていることについては、抗議する必要があると思います。
 そして、私たちの主張を多くの人に知ってもらって、運動を拡大すべき時だと思います。
 なお、大阪市全小中学校に送ったメールについては、D-TaCホームページに載せています。
https://democracyforteachers.wordpress.com/2016/02/15/
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 要するに、M先生は再任用が決まったが、それを良く思わない「産経新聞」が、M先生の支援の市民団体を攻撃してきたということです。
 メールにもあるように事実を「歪曲」して攻撃してきています。
 これは報道というようなものではありません。
 「産経新聞」はこのような「歪曲報道」をする新聞だということをどんどん宣伝しましょう。
 また、「大阪市立全小中424校に市民団体がメール」というのは何のやましいことでもありません。
 これまでも手紙やはがき、或いは電話やファックスでそういうことは行われてきています。
 市民団体が教育委員会や学校に、或いは学校の職員たちに意見を伝えることは当然のことです。
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 ▲ 卒業式ビラまきの続報です。

 うち、<青山高校>は、昨年、私たちの仲間のビラまきに対し、警察までも呼び、執拗に妨害した学校です。
 それに対し、私たちは、警察と学校に抗議に出向き、かつ学校にはそれに対する回答を求めました。
 しかし、何度こちらが回答を要求しても、校長は回答もせず、面会にも電話にも出てこず、ファックスに対する要請にも一切応じませんでした。
 それもあってか、今年は警察は来なかったようです。
 しかし、管理職の対応は他校に比べてひどいものでした。
 まるで「18歳選挙権」のことなど全く無視するような対応です。

 (3月15日)
 <八王子東>
 センターポールに「日の丸」、右に都旗、左に校旗を従え、校門に高々と翻る。
 校門から30メートルほどのところにダンボール箱がひとつ。
 受け取ったビラを入れさせるもののようだ。
 生徒の受け取りは厳しい。迷うことなくほとんど無視する感じ。
 それでも、集団で登校する生徒はしだいに受け取るようになる。
 校内から現れた人。「生徒にはまかないように。」とか何とか、ぶつぶつ言って、すぐひっこむ。
 保護者の受け取りはまずまずかな。
 正面校舎には、《イノベーション》の垂れ幕、開発・開拓などの意味があるようだ。
 9:30までの行動で、180枚ぐらい、そのうち30枚ほどはダンボール箱へ。

 <青山高校>
 8時05分に到着。すでに3本ポール、門の両サイドに「日の丸」が出ていた。
 結果からいえば、2人で180枚撒いた。警察は見えるところにはいなかった。

 8時20分頃、顔見知りになった副校長が出てきた。すぐ続いて男性が出てきた。
 副校長が敷地と歩道の境を指さし、「敷地内に入らないように、敷地内に入らないで」と2~3回繰り返した。
 私は「わかっています。今までだって敷地内に入って撒いたことはないでしょう」と言ったが、くどくどと言った。
 また、「生徒には渡さないでください。保護者にも渡さないでください」「交通のじゃまになりますから」とくどくど言った。
 私は「生徒に渡すために撒いているんですし、敷地外ですから撒いても学校には関係ありません」という。
 副校長は「当校は学習指導要領に基づいてやっているんですから」と言う。
 「先生は誰に向かって言ってるんですか?」
 「都教委にもわかるようにちゃんと先生のことをブログに書きますから」というと、「(包囲ネットの)ブログはウソをばっかし書いてある」と、もう一人の男性とともに言う。
 また、「毎年来ていないじゃないか」なんていう。
 私がもう何回もきていますよ」と言うと、「副校長は3年前に青山に来たが、去年はじめてきたじゃないか」と言うようなことをいう。
 私が「そんなことはありませんよ、ブログを見ればわかりますよ」というと、ブログには書いてないと言うようなことを言った。見てるんだ!!
 そのあと、副校長は校舎内に入ってゆき、もう一人の男性だけが残った。
 私は「校長先生ですか、主幹の先生ですか」と聞く。
 「校長でも主幹でも教務部長でもなんでもいいけど、ウソばっかし書いているじゃないか」とまた言う。
 私は「今日は警察は呼ばないんですか」と言うと「呼びますよ」と言った。
 「校長先生ですか」と再度聞くと、「青山高校のホームページは見てないのか」という。
 見れば自分の写真が出ているというニュアンスだったので、あとで、青山高校のホームページを見るとその人は校長だった。
 ウソばっかし書いてあるというんだったら、去年、青山高校に警察を呼んだことで申し入れに来たとき、忙しいとか居留守をつかわず、会って、そのことを言えばよかったのにと思う。
 8時35分過ぎにまた副校長が出てきて、「敷地内に入らないでください、生徒には渡さないでください」を繰り返す。
 「敷地内に入ってなんかいないじゃないですか。入ったと言うんですか」と言うと、「入ってからでは手遅れになりますから」などと言う。
 私は「何が手遅れになるんですか。敷地内に入ると何が手遅れになるんですか。なにをそんなにびくびくしてるんですか」「そんなことじゃ教育なんてできませんよ」という。
 副校長は「交通の邪魔にりますからやめて」という。

 去年は警察がきて、歩道にたちふさがり交通のじゃまをしたことを忘れたのか。
 副校長はもう一人の撒き手のHさんのところに行って、Hさんにも「学習指導要領にのっとってやってるんですから、ビラまきをやめてください」と言っていた。
 Hさんは「ビラを撒くのは表現の自由です。憲法に保障されています。学習指導要領よりも憲法の方が上位でしょう」と言っていた。
 生徒も教職員も保護者もほとんど受けとらなかった。
 なにか、受け取らないことに「意義」を、「エリート」の証を感じているかのように思えた。
 しかし、180枚は撒いた。
 この学校も、前は和服・袴の生徒がいたが、今年はもう一人もいない。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
 http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
「ひのきみ全国ネット」のウェブサイト
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