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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

★ 瓢箪通信「朝日の2/11社説についての『雑感』」

2025年02月13日 | 暴走する都教委と闘う仲間たち

 ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
 すべての友人の皆さんへ。
 以下の雑文を書いたので、紹介します。

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★ 朝日の「2/11社説」についての「雑感」
T.T.0676(ひょうたん島研究会)
───────────────────────────────────

 最初に2つだけ、確認しておきたい。
 まず、今回のこの「雑文」、あくまでも「雑感」なので、「茶々」でも「批判」でもない。「茶々」や「批判」を書くにはそれなりに時間が要る。残念ながら今日2/11は柏で行われる「『建国記念の日』反対!東葛集会」に行くので、時間がない! 「雑感」しか書けない。
 2つ目。ぼく、長いこと「千葉の県立高校」で働いていたので、視点はどうしても「公立高校寄り」になる。その前提で読んでほしい。
 今回取り上げる「社説2/11」のタイトルは、「高校無償化/優先順位考えた議論を」。その中の次の部分が、ぼくの目に止まった。

┌────────────────────────────────┐
│ 将来的には、無償とする方向に異論はない。高校進学率は99%近い。近  │
│年は一部自治体が独自に上乗せ支援を行い、そうでない地域と差が生じてい│
│る。国連の子どもの権利条約も、全ての子に高校で学ぶ機会を与えるよう、 │
│日本を含む締約国に求めている。                           │
│ だが、私立が多い大都市圏周辺では、公立を地盤沈下させる懸念が指摘さ│
│れている。63万円を上限として独自に上乗せ支援する大阪府では、昨春入試 │
│で定員割れとなった。公立の統廃合につながり、教育を受ける機会の格差が
がる可能性もふまえて議論する必要がある。                  │
└────────────────────────────────┘

  紙幅がないので乱暴な言い方しかできないが、多くの生徒たちが学ぶ公立高校も!大事にしてほしいと考えている。
 この「社説」の最後の部分。

┌────────────────────────────────┐
│ 巨費を投じられるなら、高校までの公教育には今すぐ対応すべき課題が山 │
│積する。                                          │
│ 過酷な勤務などで休職する教員が続出して担任不在の学級が増え、子ども│
│の教育に悪影響が及んでいる。複雑な家庭の子や不登校の子も増えている。│
│子ども一人ひとりと向き合い、授業の準備に充てる時間を確保するには、働き
方改革が急務だ。実現には教員やスクールカウンセラーなどを大幅に増やす│
│必要があるが、予算の制約で増員は小幅にとどまっている。           │
└────────────────────────────────┘

 言ってることに基本的には同意するけど、「一つの社説」に「教職員増」まで持ち込むのは、さすがに無理と思う。
 ぼくだって、「朝鮮高校にも無償化適用を!」と言いたいところだが、心の中で叫ぶだけで、ペンを置く。(2/11)

 


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