パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

安易な国会の議事録からの発言削除は、歴史の改竄行為に等しい

2018年03月25日 | ノンジャンル
 ◆ 『東京』特報部記事<国会の議事録からの発言削除次々>
   皆さま     高嶋伸欣です


 国会議員の問題発言が、次々と議事録から削除されなかったことにされている件を、『東京新聞』が取り上げました。
 明かな事実の隠蔽、歴史の改竄行為であるのに、なぜ今まで問題視されなかったのか不思議です。ようやく疑問の声が汲み上げられたということでしょうか。
 1)文字の議事録は改ざんされても、音声・映像の記録は残っていて検索できるのですから、「頭隠して尻隠さず」です。
 2)議事録改竄を与党だけでなく、野党も同意しているのですから、野党も改竄の「共同正犯」ではないでしょうか。
 3)問題発言のことを教科書に記述した場合、文科省・検定官はどう対応するのでしょうか?「議事録から削除されたのであるから、その発言は無かったことになる」として削除を指示する?
 文科省クラブの記者に問糺してもらいたい事案です。

 4)中学や高校の情報社会についての学習の際、国会の議事録さえも事実通りに記録しているものではないという説明に使える話題です。
 5)各地の教育委員会の議事録についても、同様の改ざんが以前から行われていることが知られています。
 6)そのために、教委事務局が会議録作成のために使用している録音テープの情報開示請求がされ、当初は「内部の作業用」として開示拒否をしていた教委が、神奈川県内の幾つかの自治体ではテープの音源を開示しています。
 これらの話題について、今回の『東京』の記事はまだ触れていませんが、他紙も含め今後に期待したいと思います。
 以上 文責は高嶋です      転載・拡散は自由です

コメント    この記事についてブログを書く
« 都庁前通信 2018年3月... | トップ | 文科省に「給特法」廃止と違... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ノンジャンル」カテゴリの最新記事