ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので紹介します。
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☆ 「丸く収める」か、「角を立てる」か?
T.T.0648(ひょうたん島研究会)
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今回取り上げるのは、8月16日(金)の朝日「社会面」の記事と、同じページに載っていた「しつもん!ドラエモン」の「こたえ」である。
実は「8月16日」という「日付」が重要で、いわゆる「終戦記念日」の翌日、つまり、「戦争に関する記事がよく載る日」の新聞ということである。
その「社会面」に載っていた記事には「戦後80年へ」という「通しタイトル」が付いていて、今回の「見出し」は、「『尊い犠牲』誰が死なせたのか/元特攻兵『ありきたりの言葉』憤り強く」である。
なかなか優れた記事で、筆者は関口佳代子さん。まず、記事のリード文を紹介するとーー。
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│ 多くの犠牲者を出したアジア・太平洋戦争。追悼の場では「尊い犠牲の上│
│に、平和な日本がある」というフレーズが使われ続けている。戦争を起こし│
│た責任が忘れられていないかーー。軍国少年だった男性は憂慮している。 │
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「良い質問」ですね! 同感です。この質問に対する「答えの一つ」が、記事の最後で紹介されています。立命館大学教授の福間良明さん(歴史社会学)の指摘です。
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│ 「『尊い犠牲のおかげで今の平和がある』と言うだけなら、遺族も納得し│
│やすく、政府は『戦争責任』に触れずに丸く収まる。だから、特に追悼の場│
│で使われ続けたのだろう」 │
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これに対して、同じページに載っていた「しつもん!ドラエモン」の「こたえ」を紹介する。
実はぼく、質問も探したけど、見つからなかった。まあ、「こたえ」だけでも、意味は通じると思う。
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│【こたえ/丸い卵も切りようで四角】 │
│ 卵のように丸い物でも、切り方によって四角くなる。四角は、もめ事にな│
│るという意味の「角が立つ」の例え。言い方に気をつけようという教えだよ。│
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ぼく自身は「丸く収める」趣味はなく、大いに「角を立てよう」と思っている。
(2024/08/21早朝)
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