パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

(無題)

2004年11月25日 | 人権
意見1 投稿者:海月   投稿日: 9月 6日(月)02時46分47秒

最高裁判所裁判官様

 今やあなたもあなたの愛する家族も所属しているこの国は、強いものに対して物言えぬ風潮が日々強化され、戦後の豊かさを支え続けてきた民主主義が風前の灯といった状況になってきていることを、教育現場からご報告いたします。
 諸外国への体裁からのみ民主主義の看板を利用している、思想・信条・良心・表現の自由といった基本的人権を軽視する勢力は、強圧的な権力をふるいつつ、教育を、憲法を、改悪しそこから民主主義の実質を骨抜きにしようとしています。
 しかし、その日本国憲法(と教育基本法)は、まだ改悪されているわけではないのです。今この状況の下、日本国憲法・教育基本法の意義や(自由権規約をはじめとして、日本も締約国となっている)人権諸条約等の意義を積極的に捉え擁護する姿勢を躊躇するような消極性は、やがて必ずやあなた自身の良心をも、強いものに対して物言えぬ体制の下に押しつぶす時代を、再びもたらすに違いありません。
 日本国憲法(と教育基本法)は、まだ改悪されているわけではありません。そこに高らかに謳われている基本的人権は、だれよりもあなた方こそ積極的に擁護していかなければならないという立場上の責任もあるはずです。その責任を、この国の明るい未来に向かって、勇気を持って積極的に果たしていただきたいと切にお願い申し上げます。
 つたない文章で思いを充分に表現できたか、自信がありません。以下にアムネスティによる見事な文章を<資料1・2>として添付いたしますので、ぜひ参考にしていただけるよう、お願い申し上げます。

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