◆ <資料紹介>『正論』12月号が藤岡信勝批判の論文掲載
皆さま 高嶋伸欣です
久しぶりに図書館に行き、『正論』の半年分ほどに目を通したところ、12月号に明星大学の勝岡寛次氏が藤岡信勝氏を手厳しく批判している論考があるのに気づきました。
19年度検定で自由社歴史教科書が不合格にされた件について、藤岡氏は「不正検定」と騒ぎ立てているけれども、勝岡氏は
① 誤記誤植だらけの申請本(白表紙本)を毎回恥じることなく提出し続け、今回も多数のミスを指摘された藤岡「つくる会」の自業自得であること
② とりわけ、前回の検定で検定意見が付き修正したのに、今回もまた前回の修正前の表記で申請した箇所が約40か所(勝岡氏が39か所と確認)もあることについては、弁明の余地がないこと(これらがなければ「一発不合格」は回避できた!)
③ さらに「つくる会」が”検定不合格”本と銘打つっている市販本では、白表紙本では不合格判定の主要根拠となった検定意見付与の「欠陥箇所」405件の内173件については検定意見に従って修正して、発行していること。検定意見405件の43%については、「妥当な指摘」と認めたも同然なのだから、文科省を責める前に自分たちの校正の杜撰癖を恥じるべきであること
などを、裏づけの事例をあげ、論証しています。
西岡力氏と高橋史郎氏が正副会長である「歴史認識問題研究会」の事務局長である勝岡氏が、ここまで藤岡「つくる会」を批判し、その論考を『産経』系列の『正論』が16pも割いて掲載した点についても、「何かある?」という好奇心が湧きます。
*『正論』12月号は昨年11月1日発売でしたので、すでにご存じの方が多いかと思いますが、念のためそしてご参考までに紹介いたします。
*なお、勝岡氏の論考の源となった同氏の論文(25p分)は上記「歴史認識問題研究会」のHPで公開されていて、実証的です。
http://harc.tokyo/wp/wp-content/uploads/2020/09/cf2d8bc688cef2d5b3932f4dad837b8f.pdf
皆さま 高嶋伸欣です
久しぶりに図書館に行き、『正論』の半年分ほどに目を通したところ、12月号に明星大学の勝岡寛次氏が藤岡信勝氏を手厳しく批判している論考があるのに気づきました。
19年度検定で自由社歴史教科書が不合格にされた件について、藤岡氏は「不正検定」と騒ぎ立てているけれども、勝岡氏は
① 誤記誤植だらけの申請本(白表紙本)を毎回恥じることなく提出し続け、今回も多数のミスを指摘された藤岡「つくる会」の自業自得であること
② とりわけ、前回の検定で検定意見が付き修正したのに、今回もまた前回の修正前の表記で申請した箇所が約40か所(勝岡氏が39か所と確認)もあることについては、弁明の余地がないこと(これらがなければ「一発不合格」は回避できた!)
③ さらに「つくる会」が”検定不合格”本と銘打つっている市販本では、白表紙本では不合格判定の主要根拠となった検定意見付与の「欠陥箇所」405件の内173件については検定意見に従って修正して、発行していること。検定意見405件の43%については、「妥当な指摘」と認めたも同然なのだから、文科省を責める前に自分たちの校正の杜撰癖を恥じるべきであること
などを、裏づけの事例をあげ、論証しています。
西岡力氏と高橋史郎氏が正副会長である「歴史認識問題研究会」の事務局長である勝岡氏が、ここまで藤岡「つくる会」を批判し、その論考を『産経』系列の『正論』が16pも割いて掲載した点についても、「何かある?」という好奇心が湧きます。
*『正論』12月号は昨年11月1日発売でしたので、すでにご存じの方が多いかと思いますが、念のためそしてご参考までに紹介いたします。
*なお、勝岡氏の論考の源となった同氏の論文(25p分)は上記「歴史認識問題研究会」のHPで公開されていて、実証的です。
http://harc.tokyo/wp/wp-content/uploads/2020/09/cf2d8bc688cef2d5b3932f4dad837b8f.pdf
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