《電磁波研会報93号から》
◆ 電磁波過敏症の避難ハウス開設へ
奈良県御杖(みつえ)村の電磁波過敏症(ES)発症者の小林さんが、ESの方の避難ハウスを開設されることになり、当会報で案内してほしいとのご依頼をいただきました。3月末着工、4月下旬ごろ完成予定とのことです。経緯がよくわかるので、小林さんが当会大久保事務局長に宛てたお手紙から、抜粋して掲載させていただきます(お手紙の内容は、小林さんの益許可をいただき、一部改変いたしております)。【会報編集担当】
大久保先生
先日はお手紙有難うございました。
さて、施設(と呼べるほどのものではありませんが…)は、私が御杖に来て色々と大変、ご尽力頂いたK氏にご相談、お願いし、K氏との共同出資にて、主人の山にとりあえず2棟、「あらかい健康キャンプ村」(福島県南会津町)のスーパーハウスに限りなく近い物を作ることになりました。
K氏は、当初よりCS(化学物質過敏症)、ESの人を助けられればと仰って下さってたので、快諾頂きホッとしてます。ただ、ご迷惑はおかけできないので(小屋はやはり1棟150万円はかかります)患者さんに使用料を頂くことで回収させて頂くことにしました。
私は「キャンプ村」に1年1ヶ月いて、延べ30人近いCS、ESの人と接して、管理者スタッフの方々と話す中、何が問題で、何を改善すれば良いのか等も少し理解できたと思います。
私もまだまだ体調も安定せず、資金的にも余裕はありませんが、管理棟代わりに使える別荘が安く手に入ったこと、主人の山が電磁波が少ないこと(水が沢水なので、入浴、炊事、飲料水は別荘)、K氏という協力者がいて下さること、ここに来てもう10名以上の方より相談を受けたこと…等の理由で、たとえ2~3名の方でもお助けできればと決心しました。
不便な暮らしになるので、私の様に死をも考え、呼吸するのも眠るのも困難だった状態の方をヘルプできればと願ってます。
別荘地内の家も大丈夫であれば2名程収容できますが、私も主人もその他の方々も初めてのことなので2名位からのスタートかなと思ってます。
これまで10名以上の方々よりアクセスがありましたが、やはりCSの酷い人は小屋が本当に使えるか(床は5年以上寝かせた杉の木、壁は活性炭入りの漆喰、屋根は「キャンプ村」と同じカラーベスト、断熱材はCSの人にも安全なパーフェクトバリアです)、又、水に反応する方が多く、お声をかけても実際に難しい方が多いので、ESが酷くCSは軽い方の利用になるかな…と思ってます。
悩んでいたヘルパーさんですが、昨日「ビオマルシェ」(別荘地内で、CS、ESの人も来れるマルシェ(市場)を5月に開催。出店の人は全員無添加生活者です!田舎で自給自足を目指している若者が多いです!)の打ち合わせの折に、避難ハウスの計画のことを話したら、ヘルパーさんを皆の中から声かけ来てくれる様にして下さるとのことで、助かりました!
避難ハウスの概要は以下の通りです。
※当方ESのため、必ずFAXにて、こ漣絡ください。
『電磁波研会報』(2015/3/29 93号)
◆ 電磁波過敏症の避難ハウス開設へ
小林さん(会員、奈良県)
奈良県御杖(みつえ)村の電磁波過敏症(ES)発症者の小林さんが、ESの方の避難ハウスを開設されることになり、当会報で案内してほしいとのご依頼をいただきました。3月末着工、4月下旬ごろ完成予定とのことです。経緯がよくわかるので、小林さんが当会大久保事務局長に宛てたお手紙から、抜粋して掲載させていただきます(お手紙の内容は、小林さんの益許可をいただき、一部改変いたしております)。【会報編集担当】
大久保先生
先日はお手紙有難うございました。
さて、施設(と呼べるほどのものではありませんが…)は、私が御杖に来て色々と大変、ご尽力頂いたK氏にご相談、お願いし、K氏との共同出資にて、主人の山にとりあえず2棟、「あらかい健康キャンプ村」(福島県南会津町)のスーパーハウスに限りなく近い物を作ることになりました。
K氏は、当初よりCS(化学物質過敏症)、ESの人を助けられればと仰って下さってたので、快諾頂きホッとしてます。ただ、ご迷惑はおかけできないので(小屋はやはり1棟150万円はかかります)患者さんに使用料を頂くことで回収させて頂くことにしました。
私は「キャンプ村」に1年1ヶ月いて、延べ30人近いCS、ESの人と接して、管理者スタッフの方々と話す中、何が問題で、何を改善すれば良いのか等も少し理解できたと思います。
私もまだまだ体調も安定せず、資金的にも余裕はありませんが、管理棟代わりに使える別荘が安く手に入ったこと、主人の山が電磁波が少ないこと(水が沢水なので、入浴、炊事、飲料水は別荘)、K氏という協力者がいて下さること、ここに来てもう10名以上の方より相談を受けたこと…等の理由で、たとえ2~3名の方でもお助けできればと決心しました。
不便な暮らしになるので、私の様に死をも考え、呼吸するのも眠るのも困難だった状態の方をヘルプできればと願ってます。
別荘地内の家も大丈夫であれば2名程収容できますが、私も主人もその他の方々も初めてのことなので2名位からのスタートかなと思ってます。
これまで10名以上の方々よりアクセスがありましたが、やはりCSの酷い人は小屋が本当に使えるか(床は5年以上寝かせた杉の木、壁は活性炭入りの漆喰、屋根は「キャンプ村」と同じカラーベスト、断熱材はCSの人にも安全なパーフェクトバリアです)、又、水に反応する方が多く、お声をかけても実際に難しい方が多いので、ESが酷くCSは軽い方の利用になるかな…と思ってます。
悩んでいたヘルパーさんですが、昨日「ビオマルシェ」(別荘地内で、CS、ESの人も来れるマルシェ(市場)を5月に開催。出店の人は全員無添加生活者です!田舎で自給自足を目指している若者が多いです!)の打ち合わせの折に、避難ハウスの計画のことを話したら、ヘルパーさんを皆の中から声かけ来てくれる様にして下さるとのことで、助かりました!
避難ハウスの概要は以下の通りです。
○奈良県御杖村にESの方の避難ハウス4月下旬完成連絡先:小林 FAX O745(95)2709(午前8時~午後8時)
○標高500mの山に無通電のハウス
○広さは6畳
○御杖村には高圧送電線なく、周辺300m以内に電柱電線なし
○炊事、入浴、洗濯等は隣接する別荘地内の家(築30年)を利用
○炊事できる方は自炊を、自炊不可能な方はヘルパーさん利用可
○食材(無農薬)調達可能
○利用料、利用期間等はFAXにて詳しくお尋ねください。
※当方ESのため、必ずFAXにて、こ漣絡ください。
『電磁波研会報』(2015/3/29 93号)