パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

「国会を包囲しよう!」(7)

2007年04月09日 | 平和憲法
◎「国会を包囲しよう!」(都知事選のことも)(7)

<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「千葉高教組」、・「新芽ML」、の渡部です。

 本日(4月8日)の都知事選で石原が三選を果たすことになりました。
 東京都はもちろん、日本社会も、労働者・一般ピープルにとって、厳しい冬の時代の到来と考えていいでしょう。
 浅野候補は、当初候補者もいない中で、みんなが政治に<あきらめ>たら大変なことになると、立候補を決断してくれ、最大限の努力をしてくれたと思います。
 また、みんなが<あきらめ>かけている時に浅野氏を立候補させた市民の方々も素晴らしい仕事をしてくれたと思います。
 結果的には石原三選を阻止できませんでしたが、私たちの中には<希望>が芽生えてきました。

 そのことは、この選挙戦を通して、石原は低姿勢を貫かなければならなかったことに典型的に現れています。
 もちろん、彼はまた当選を背景にしてさらに強気に出てくるでしょう。
 そして例えば「日の丸・君が代」の強制などもさらに強まる可能性があります。
 しかし、今回の選挙戦の中で、そうしたことに対する大きな批判が都民の中に渦巻いていること、そしてそれをなんとか具体的に組織化しようとした人々がいたことも明らかになったのです。

 また、反石原陣営が統一戦線を組めなかったことが、浅野敗因の一つだったことも明らかになったと思います。反石原陣営のかなり多くの人々は身動きができなくなったのです。
 しかし、もし労働者・一般ピープルの力が分散しなければ、1プラス1が3にも4にもなって、石原を圧倒的な大差で追い落とすことができたでしょう。
 したがって、これらのことが明らかになったことは今後の私たちの運動に大きなプラスになったと思います。

 浅野さん、また浅野さんを推した勝手連のみなさん、大変ご苦労様でした。みなさんと、私たちの努力は決して無駄ではなかったと思います。
 これからの「厳しい冬の時代」を、<あきらめ>ず、<希望>を持って、共に闘って行きましょう。
 様々な人々の力を合わせた闘いこそが、新しい情勢を切り開くのです。
 そしてその力が、いずれ国会を包囲するまでになるでしょう。

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「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
  http://kenken.cscblog.jp/

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