◆ トヨタ、定年後も月収維持 再雇用で検討 技能系人材確保へ (TOKYO Web:経済)
トヨタ自動車が生産現場で熟練した技術を持つ技能系社員が六十歳で定年した後に再雇用する際、月収を定年前と同水準にする新制度の導入を検討していることが分かった。
リーダー格や卓越した技能を持つ熟練者が働きやすい仕組みを整える狙いで、定年前の役職など肩書も維持する。少子高齢化が進む中で、製造業最大手のトヨタの再雇用制度の見直しは、産業界に影響を与えそうだ。
トヨタの再雇用制度は六十五歳までで、現状では賃金水準は定年前よりも下がる。このため待遇改善によって、やる気を高め、生産現場の技能伝承につなげる狙いもある。
トヨタは労働組合に新制度を既に提案。今後、労使で本格協議を進め、二〇一六年度以降の導入を目指すとみられる。
主な対象は、管理職の課長に次ぐ「チーフリーダー(CL)」とその下の「グループリーダー(GL)」と呼ばれるポストで、いずれも組合員。自らの生産持ち場などで部下を持つ。
新制度では定年後も同じ肩書を続けてもらう想定。生活資金ベースの基礎給がなくなるものの、肩書を残すことでこれまでもらえなくなっていた身分給を受け取れるほか、企業年金などを含めると、収入は六十歳前と基本的に変わらない水準となる。
『東京新聞』(2015/1/9)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015010902000129.html
トヨタ自動車が生産現場で熟練した技術を持つ技能系社員が六十歳で定年した後に再雇用する際、月収を定年前と同水準にする新制度の導入を検討していることが分かった。
リーダー格や卓越した技能を持つ熟練者が働きやすい仕組みを整える狙いで、定年前の役職など肩書も維持する。少子高齢化が進む中で、製造業最大手のトヨタの再雇用制度の見直しは、産業界に影響を与えそうだ。
トヨタの再雇用制度は六十五歳までで、現状では賃金水準は定年前よりも下がる。このため待遇改善によって、やる気を高め、生産現場の技能伝承につなげる狙いもある。
トヨタは労働組合に新制度を既に提案。今後、労使で本格協議を進め、二〇一六年度以降の導入を目指すとみられる。
主な対象は、管理職の課長に次ぐ「チーフリーダー(CL)」とその下の「グループリーダー(GL)」と呼ばれるポストで、いずれも組合員。自らの生産持ち場などで部下を持つ。
新制度では定年後も同じ肩書を続けてもらう想定。生活資金ベースの基礎給がなくなるものの、肩書を残すことでこれまでもらえなくなっていた身分給を受け取れるほか、企業年金などを含めると、収入は六十歳前と基本的に変わらない水準となる。
『東京新聞』(2015/1/9)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2015010902000129.html
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