ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので紹介します。
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★ 言い訳繕うその前に
:T.T.0630(ひょうたん島研究会)
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5月24日(金)の朝日「社会面」に、「文科省、NHK報道に抗議/教員給与制度めぐり『一面的』」という記事が載っていた。長いので、ちょっとだけしか紹介しない。興味があれば、原典に当たってほしい。
まず、冒頭のいくつかの段落を紹介する。
┌──────────────────────────────────┐
│ 文部科学省は、公立学校教員の給与制度に関してNHKが「定額働かせ放 │
│題とも言われる枠組みは残る」などと報じたことを「一面的なもので大変遺│
│憾」として、ホームページに抗議文を掲載した。(略) │
│ 抗議文は17日付で、矢野和彦初等中等教育局長名で出されている。 │
│ 文科相の諮問機関である中央教育審議会の特別部会は13日に、公立学校教│
│員の給与増や働き方改革などの具体策を盛り込んだ「審議まとめ」を了承し│
│た。(略) │
│ NHKの報道はこの審議まとめに関するもの。(略) │
│ この報道について文科省は抗議文で、教員の給与に関する現行の仕組みや│
│経緯、背景について触れていないと指摘。さらに、「一部の方々が用いる『”│
│定額働かせ放題”の枠組み』と一面的に、教育界で定着しているかのように │
│国民に誤解を与えるような表現で報じるもの」とも批判した。 │
└──────────────────────────────────┘
これに対する現場の声。
┌──────────────────────────────────┐
│ 岐阜県立高校教諭の西村祐二さんは、「定額働かせ放題」との言葉につい│
│て「多くの教員がそう思っていると断言できる。文科省は実態を知っている│
│はずなのに、寄り添おうとしない姿勢に改めて不信感を持った。怒りを通り│
│越してあきれている」と憤る。 │
└──────────────────────────────────┘
ぼく、学校現場を離れてから、もう、4年以上が経った。仕事でイライラすることは、まったく無い(政治にはイラつくが・・・)。
だから今回の記事を読んでも、机をひっくり返したりはしない。でも、現役だったら、どうかなあ?
ぼく、この問題=学校労働者の過密労働の「主犯」は文科省だと思っている。
その文科省がNHKに抗議? 「冗談じゃない!」と思い、「順序が違うだろ!」とも思う。
「言い訳繕うその前に」(内藤やす子の歌です!)、まず、「理不尽な働き方をさせてきて、ゴメンナサイ!」と謝ってからにしてほしい。(24/05/25早朝)
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