パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

国連人権高等弁務官の来日

2010年05月19日 | 人権
 国連人権高等弁務官は、国連事務次長の地位を有し、国連事務総長の指揮及び機能の下で、国連の人権活動に主要な責任を有している。つまり国連人権部門の最高責任者です。ピレー氏は2008年に就任してから初の来日だそうです。
 3日間で、ヒューマンライツナウ(『声明』◆リンク)や国際人権活動日本委員会などNGOを通して、表現の自由弾圧・鯨肉問題・アイヌ・沖縄・在日などマイノリティの人権問題など意見聴取をしましたが、マスコミで報道されたのは拉致被害家族会との会談ばかりでした。

 ◆ ナヴァネセム・ピレー国連人権高等弁務官の来日

 1.ナヴァネセム・ピレー国連人権高等弁務官は,5月12日(水曜日)から15日(土曜日)まで,外務省賓客として来日します。
 2.ピレー国連人権高等弁務官は,本邦滞在中,鳩山由紀夫総理大臣を表敬するほか,岡田克也外務大臣をはじめとする我が国政府関係者等と,国際社会における人権問題への対応等につき意見交換を行う予定です。
 3.ピレー国連人権高等弁務官の来日により,我が国と国連人権高等弁務官事務所との協力関係が一層深まることが期待されています。
 4.なお,今回の来日はピレー国連人権高等弁務官が就任されて以来初めてです。
 『外務省 プレスリリース』(平成22年5月11日)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/22/5/0511_02.html
 ◆ 朝鮮学校除外なら「差別」=高校授業料無償化で国連人権弁務官
 来日中のピレイ国連人権高等弁務官は14日午後、都内で時事通信など一部メディアと会見し、日本での高校授業料実質無償化の対象に朝鮮学校を含めるかどうかの問題について、朝鮮学校が除外された場合、「差別」に当たるとの見解を示した。
 ピレイ氏は、高校授業料の実質無償化を「大変良い進歩的な措置」と評価した上で、「教育を受ける権利は日本に住むすべての人に広げられなければならない。でなければ差別だ」と強調。「授業料の免除はすべての生徒に広げられるべきだ」と訴えた。
 『時事ドットコム』(2010/05/14-21:14)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201005/2010051401244
 ◆ 国連人権弁務官と会談=鳩山首相
 鳩山由紀夫首相は13日夜、首相官邸でピレイ国連人権高等弁務官と会談し、「国際的な人権の問題にも積極的に対応していきたい」と述べた。ピレイ氏は、北朝鮮による日本人拉致問題について、日本側と意見交換したいとの考えを示した。
 ピレイ氏は会談後、記者団に「拉致問題は深刻な人権侵害で、家族は再び一緒になる必要がある」と強調。問題解決に向けて北朝鮮政府に働き掛ける意向を示した。
 『時事ドットコム』(2010/05/13-22:56)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201005/2010051301152

コメント    この記事についてブログを書く
« 国家公務員法違反事件有罪判... | トップ | 中高生とともに憲法を観る »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

人権」カテゴリの最新記事