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東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

立川反戦ビラ弾圧事件控訴審

2005年10月04日 | 平和憲法
第二回公判、抽選に当たり、傍聴できました。簡単な経過を示します。
詳しくは、「ブログ版ボラログ」へ。

1,控訴審第一回公判(2005/9/14)
  15:30~16:30
(1)検察側、「冒頭意見」は述べず。(控訴した側なのに、やる気あるの?)
(2)弁護側、「答弁書要旨」朗読。
(3)検察側、証拠調べ請求。
  「03,04年の警視庁管内でのビラ投函目的の住居侵入罪の処罰報告書」
  弁護側不同意→裁判長採用
(4)弁護側、証拠調べ請求
  「被告の陳述書」検察側同意→採用
  「証人申請(浦部教授、小池市長)」不同意→不採用
  「被告人質問」不同意→採用
(5)被告人質問
  大西、高田、大洞
※傍聴抽選に、公安関係者と思われる30~40人が動員されていたのが異様。
 彼らは、警察手帳らしきものを見せて、「荷物検査」を受けずに、裁判所に入った。
 日本は一応!「三権分立」じゃないの?傍聴人差別。「裁判所規則」を見せて欲しい。


2,控訴審第二回公判(2005/10/3)
  15:30~15:45
(1)弁護側、「弁論要旨」朗読。
  1,検察官提出証拠の証明力、2,ポスティングに対する社会的是認、
  3,相次ぐビラ投函行為に対する刑事規制と司法判断の重要性。
(2)裁判長、次回結審を宣言。
※検事席は、たった一人。寂しげに坐っており、一言も発しなかった。
 報告集会で、中川武隆裁判長の過去の判決例を気にする声が多かったのは、残念ながら、日本の司法は裁判官の個人的資質に左右されることが多い証か。
 検察が出した7例中4例が「簡裁」扱いで、75日も拘留したような例が他にあったら教えて欲しい!それが何を意味するか、あまりにも明白ではないか。


3,控訴審第三回判決公判
  2005年12月9日(金)10:00~東京高裁725法廷

  全国の注目を集めているのだから、もっと大きな法廷が用意できないものか。

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