<転送歓迎>(重複ご容赦)・「都教委包囲首都圏ネットワーク」・「新芽ML」の渡部です。
(For a slogan of movement)
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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弱い者いじめのデマゴギー政治家・橋下徹を倒そう!
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9月27日で終わるNHK朝の連続ドラマ『花子とアン』では、現在、日中戦争(1937年)から太平洋戦争(1941年)に至る頃の日本社会の状況が描かれています。
ここでは、これまで、<ニュースに対する統制>、<飼い犬の軍用犬への徴用>、<文学者の中国戦線への動員>、<子供たちの戦争ごっこ>、<平和活動家の特高警察による検挙>(検挙されていく者に「非国民!」という悪罵)、などが描かれていました。
まさに同じことが現在私たちの身の回りで起きつつあります。
その中でも、自衛隊の学校教育への浸透が進行しつつあります。
先日(8月19~20日)に開かれた「全国ネット」(準)の合宿でもその実態が報告されました。以下、その内容のいくつかを簡単に紹介します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(1)集団的自衛権の容認の閣議決定(7月1日)の翌日全国の高校生に
自衛隊募集のパンフレットが送られた。このパンフレットには
「君の決意が 国の力に!」の大見出しが踊っている。
戦車の写真のところには「平和を、仕事にする」とも述べてある。
いずれにしても、集団的自衛権の実体化の一つであろう。
(2)陸上自衛隊の駐屯地(全国に156)で、小中学生の職場体験が
頻繁に行われている。名目は「総合的学習」の一環としての
職場体験授業である。2000年より実施(この年450校)、
現在までの累計では一万件を超えると推定される。
しかもその実態は各地方本部などがホームページ上に公開。
戦車や戦闘機に乗り、銃を持つなどの体験、隊員と格闘して
ゴム製のナイフで殺害する体験も。
(3)教育現場に浸透する「銃剣道」。部活はないのに、
銃剣道を普及させるために高校生も出場させられている。
突く場所は喉と左胸(心臓)である。
(4)半強制の「宿泊防災訓練」。昨年7月、都立田無工業高校が
東京・朝霞の駐屯地で行ったのが始まり。
今年2月にも東京スポーツ文化館(BUMB)で行い、
迷彩服を着た自衛隊員が生徒たちの前に姿を現した。
これには都教委から16人が参加、その中に金子指導部長の
姿があった。都教委はBUMBに236万2720円支払った。
領収書には「生徒食事代として」と書かれていた。
都教委は本年度予算として、8300万円を「防災訓練」として
大幅増額計上している。
今年は大島高校が、11月26日(水)~28日(金)の予定で、
神奈川県横須賀の自衛隊武山駐屯地で行う予定。(年間行事予定には
入っていなかった。)
また、自衛隊との連携で防災訓練を実施している学校もある。
特別支援学校も今年から「宿泊防災訓練」(学校で)が行われる。
(5)すべての都立高校で「防災活動支援隊」の組織化が始まっている。
これは2013年度の『防災教育推進校実施に関するガイドライン』
によるもの。生徒会やクラス代表などで結成し、自校の災害時の
生徒リーダーになることが要請されている。
日常的な生徒組織による指揮命令の確立であり、
生徒会などの自治組織とは対極にあるものである。
しかもこの「支援隊」は地域との防災活動のリーダーに
なることが期待されている。
金子指導部長は露骨に、
「(災害派遣の)活動は、防衛の際にも求められるもので
あり、自衛隊の所掌事務である防衛に含まれるというもの
でございます」と述べている。つまり、
「戦争」を前提にした組織であると述べているのである。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上、見てきたように、集団的自衛権の容認と、戦争準備体制の構築とは切っても切り離せないように結びついて進行しています。
(なお、こうした動きに抗するために都教委包囲ネットでは 『戦争は教室から始まる」を阻止しよう! “集団的自衛権”行使に反対する10・3集会』を開くことになりました。詳細は後ほど紹介します)
ところで、『花子とアン』の中でも「日の丸」の旗が何度か登場してきます。
現在の「日の丸・君が代」強制も、戦争準備のための踏み絵(「非国民」世論づくり)であることがいよいよ鮮明になりつつあります。
しかし、「歴史は二度目は茶番」です。
現在、沖縄を始め全国各地で多くの人々が戦争反対で立ち上がっています。
(『花子とアン』も)
千葉でも実教出版教科書採択をめぐる闘いが現在進行中です。
全国の仲間の皆さん、再び戦争の惨禍を許さないために、ともに闘いましょう。
*********************************************************
「都教委包囲首都圏ネットワーク」のブログのアドレス
http://houinet.blogspot.jp/
「千葉高教組『日の丸・君が代』対策委員会」のホームページ
http://homepage3.nifty.com/hinokimi/
(For a slogan of movement)
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【僕、国歌歌わないもん】(石原慎太郎)
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東京五輪に【国旗も国歌も必要ない】(ビートたけし)
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弱い者いじめのデマゴギー政治家・橋下徹を倒そう!
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9月27日で終わるNHK朝の連続ドラマ『花子とアン』では、現在、日中戦争(1937年)から太平洋戦争(1941年)に至る頃の日本社会の状況が描かれています。
ここでは、これまで、<ニュースに対する統制>、<飼い犬の軍用犬への徴用>、<文学者の中国戦線への動員>、<子供たちの戦争ごっこ>、<平和活動家の特高警察による検挙>(検挙されていく者に「非国民!」という悪罵)、などが描かれていました。
まさに同じことが現在私たちの身の回りで起きつつあります。
その中でも、自衛隊の学校教育への浸透が進行しつつあります。
先日(8月19~20日)に開かれた「全国ネット」(準)の合宿でもその実態が報告されました。以下、その内容のいくつかを簡単に紹介します。
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(1)集団的自衛権の容認の閣議決定(7月1日)の翌日全国の高校生に
自衛隊募集のパンフレットが送られた。このパンフレットには
「君の決意が 国の力に!」の大見出しが踊っている。
戦車の写真のところには「平和を、仕事にする」とも述べてある。
いずれにしても、集団的自衛権の実体化の一つであろう。
(2)陸上自衛隊の駐屯地(全国に156)で、小中学生の職場体験が
頻繁に行われている。名目は「総合的学習」の一環としての
職場体験授業である。2000年より実施(この年450校)、
現在までの累計では一万件を超えると推定される。
しかもその実態は各地方本部などがホームページ上に公開。
戦車や戦闘機に乗り、銃を持つなどの体験、隊員と格闘して
ゴム製のナイフで殺害する体験も。
(3)教育現場に浸透する「銃剣道」。部活はないのに、
銃剣道を普及させるために高校生も出場させられている。
突く場所は喉と左胸(心臓)である。
(4)半強制の「宿泊防災訓練」。昨年7月、都立田無工業高校が
東京・朝霞の駐屯地で行ったのが始まり。
今年2月にも東京スポーツ文化館(BUMB)で行い、
迷彩服を着た自衛隊員が生徒たちの前に姿を現した。
これには都教委から16人が参加、その中に金子指導部長の
姿があった。都教委はBUMBに236万2720円支払った。
領収書には「生徒食事代として」と書かれていた。
都教委は本年度予算として、8300万円を「防災訓練」として
大幅増額計上している。
今年は大島高校が、11月26日(水)~28日(金)の予定で、
神奈川県横須賀の自衛隊武山駐屯地で行う予定。(年間行事予定には
入っていなかった。)
また、自衛隊との連携で防災訓練を実施している学校もある。
特別支援学校も今年から「宿泊防災訓練」(学校で)が行われる。
(5)すべての都立高校で「防災活動支援隊」の組織化が始まっている。
これは2013年度の『防災教育推進校実施に関するガイドライン』
によるもの。生徒会やクラス代表などで結成し、自校の災害時の
生徒リーダーになることが要請されている。
日常的な生徒組織による指揮命令の確立であり、
生徒会などの自治組織とは対極にあるものである。
しかもこの「支援隊」は地域との防災活動のリーダーに
なることが期待されている。
金子指導部長は露骨に、
「(災害派遣の)活動は、防衛の際にも求められるもので
あり、自衛隊の所掌事務である防衛に含まれるというもの
でございます」と述べている。つまり、
「戦争」を前提にした組織であると述べているのである。
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以上、見てきたように、集団的自衛権の容認と、戦争準備体制の構築とは切っても切り離せないように結びついて進行しています。
(なお、こうした動きに抗するために都教委包囲ネットでは 『戦争は教室から始まる」を阻止しよう! “集団的自衛権”行使に反対する10・3集会』を開くことになりました。詳細は後ほど紹介します)
ところで、『花子とアン』の中でも「日の丸」の旗が何度か登場してきます。
現在の「日の丸・君が代」強制も、戦争準備のための踏み絵(「非国民」世論づくり)であることがいよいよ鮮明になりつつあります。
しかし、「歴史は二度目は茶番」です。
現在、沖縄を始め全国各地で多くの人々が戦争反対で立ち上がっています。
(『花子とアン』も)
千葉でも実教出版教科書採択をめぐる闘いが現在進行中です。
全国の仲間の皆さん、再び戦争の惨禍を許さないために、ともに闘いましょう。
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