ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので紹介します。
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☆ 金井利之さんの意見に賛同します!
:T.T.0628(ひょうたん島研究会)
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5月18日(土)の朝日「オピニオン面」のコラム「耕論」欄のテーマは、「地方自治法改正は必要か」であった。そこでは3人の意見が紹介されていて、それぞれそれそれなりに興味深く読ませてもらったーーが、ぼくが一番面白かったのは、最後の一人=東大法学部・金井利之(かない・としゆき、1967年生まれ)さんの意見。タイトルは、「自治体萎縮し政策が劣化」。長いのでちょっとだけしか紹介しないが、関心を持てたら、原典に当たってほしい。
まず、冒頭の段落。
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│ 国の指示権(補充的指示権)の新設をめざす今回の改正案は、重大事態へ│
│の対応について「国が指示を出せば問題は解決する」という発想に基づいて│
│おり、机上論でしかありません。 │
└──────────────────────────────────┘
ここでいう「国」て~のは、我が「ニッポン」のことだからねえ。ぼく、この「国」のこと、全然信用してません。
4つ目の段落。
┌──────────────────────────────────┐
│ 改正案では、双方の意見が一致しないとき、なんでも「国に従え」となっ│
│てしまいます。自治体が萎縮し、国に忖度するようになれば国民にとって不│
│利益です。国が適切な方針を示せば、自治体は協力します。国の政策を自治│
│体が吟味する過程が重要なのです。 │
└──────────────────────────────────┘
「地方自治体」と「国」との関係は対等・平等ーーという考えは「民主主義」にとっての「基本のキ」だと思ってます。
最後の段落。
┌──────────────────────────────────┐
│ 「伝家の宝刀で使われないから実害はない」と思う人もいるでしょう。し│
│かし実際に刀を振るわなくても、自治体の萎縮や政策の質の低下につながり│
│ます。国の指示権は「あってはならない」ものなのです。(聞き手・小村田│
│義之) │
└──────────────────────────────────┘
同感です!(24/05/18午前)
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