=ふなしん出資金返還訴訟勝訴:東京高裁=
◇ 再び44人約1億円の被害救済命令
ふなしん出資金返還訴訟控訴審判決が7月7日東京高裁で開かれ、大橋寛明裁判長は「いずれも(控訴を)棄却する」と一審を維持し、原告44人に対して約1億円の返還を、ふなしんとふなしん元理事3名に命令しました。
高裁822号法廷の傍聴席を一杯にした50人近くの原告と支援者が傍聴する中、開廷してわずか1分間ほどの判決言い渡しでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/6f/405d95539748b9ed34ffc61c9a6a7b96.jpg)
判決後に司法記者クラブで記者会見を行い、河本和子弁護団長は、「高裁判決でも経営責任を厳しく追及した原審、原告66人中44人に対する総額約1億円の返還命令をそのまま維持した。経営破たんの危険が具体的にあった時の説明義務責任があったことを再度明らかにして、大橋裁判長も過失相殺を認めなかった。100%加入勧誘側(ふなしん)に問題があった、100%出資者に過失がないとしたことは極めて高く評価できる」と判決を評価し、神定弁護士が本件裁判の争点について説明しました。
平成12年12月21日のふなしん理事会で、破たんの危険性を認識していました。ふなしん理事らは、金融検査マニュアルによる検査で自己資本比率を4パーセント台に上げるために、強引に出資を募り、その1~2年後に破たんしました。
出資金とは融資を受けるために出資するものだが、満期になった定期預金などを強引に勧誘し、出資者は出資についても説明を受けずに勧誘され被害を受けました。
西片義彦原告団団長は「全員が救済されず『複雑な気持ち』。裁判員裁判が始まって刑事裁判が短期間で行われる中、この間約10年の間に前事務局長の田中さんをはじめ何人もの原告がなくなってしまった。」
堀井正代さんは、「少しは期待していたが、短い判決言い渡しにあっけにとられてしまった。最高齢の原告は95歳で、早く被害を救済してほしい」と訴えました。
別会場で支援者とともに報告集会を行い、弁護団から判決内容について説明され、西片原告団長から弁護団のみなさんの素晴らしい弁護活動に感謝し、破たん直後から援助し毎回裁判傍聴していただいた貝之瀬信夫元ふなしん労働組合委員長の尽力と不況打開船橋連絡会の船橋市職員労働組合、千葉土建船橋支部、船橋民商のみなさんの並々ならぬ支援に対し感謝のあいさつが行われました。
習志野市内で12日に原告団説明会を開催します。
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2011/7/8)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/20711626.html
◇ 再び44人約1億円の被害救済命令
ふなしん出資金返還訴訟控訴審判決が7月7日東京高裁で開かれ、大橋寛明裁判長は「いずれも(控訴を)棄却する」と一審を維持し、原告44人に対して約1億円の返還を、ふなしんとふなしん元理事3名に命令しました。
高裁822号法廷の傍聴席を一杯にした50人近くの原告と支援者が傍聴する中、開廷してわずか1分間ほどの判決言い渡しでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/6f/405d95539748b9ed34ffc61c9a6a7b96.jpg)
判決後に司法記者クラブで記者会見を行い、河本和子弁護団長は、「高裁判決でも経営責任を厳しく追及した原審、原告66人中44人に対する総額約1億円の返還命令をそのまま維持した。経営破たんの危険が具体的にあった時の説明義務責任があったことを再度明らかにして、大橋裁判長も過失相殺を認めなかった。100%加入勧誘側(ふなしん)に問題があった、100%出資者に過失がないとしたことは極めて高く評価できる」と判決を評価し、神定弁護士が本件裁判の争点について説明しました。
平成12年12月21日のふなしん理事会で、破たんの危険性を認識していました。ふなしん理事らは、金融検査マニュアルによる検査で自己資本比率を4パーセント台に上げるために、強引に出資を募り、その1~2年後に破たんしました。
出資金とは融資を受けるために出資するものだが、満期になった定期預金などを強引に勧誘し、出資者は出資についても説明を受けずに勧誘され被害を受けました。
西片義彦原告団団長は「全員が救済されず『複雑な気持ち』。裁判員裁判が始まって刑事裁判が短期間で行われる中、この間約10年の間に前事務局長の田中さんをはじめ何人もの原告がなくなってしまった。」
堀井正代さんは、「少しは期待していたが、短い判決言い渡しにあっけにとられてしまった。最高齢の原告は95歳で、早く被害を救済してほしい」と訴えました。
別会場で支援者とともに報告集会を行い、弁護団から判決内容について説明され、西片原告団長から弁護団のみなさんの素晴らしい弁護活動に感謝し、破たん直後から援助し毎回裁判傍聴していただいた貝之瀬信夫元ふなしん労働組合委員長の尽力と不況打開船橋連絡会の船橋市職員労働組合、千葉土建船橋支部、船橋民商のみなさんの並々ならぬ支援に対し感謝のあいさつが行われました。
習志野市内で12日に原告団説明会を開催します。
『今 言論・表現の自由があぶない!』(2011/7/8)
http://blogs.yahoo.co.jp/jrfs20040729/20711626.html
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます