《新潟日報》
▼ 泉田知事、規制委の対応を批判
泉田裕彦知事は24日、原子力規制委員会の田中俊一委員長が知事との面会に応じなかったことについて、会見で「県は権限と責任を有する行政機関。そこから現場の声を届けるのに、委員長が会わない。これを(規制委の)独立性と考えているのなら、話にならない」と述べ、規制委の対応をあらためて批判した。
知事は東京電力福島第1原発事故を検証している県技術委員会の中間報告などを基にした要望を規制委に伝えるため、田中委員長への面会を求めていたが、22日の面会で対応したのは事務方トップの池田克彦・原子力規制庁長官だった。
会見で知事は「国が規制基準を検討している中、(県の)検討結果を反映してほしいと要望していた。事務局ではなく、意思決定をする人にしっかり伝えたい」と強調。再度、田中委員長への面会を求めているという。
一方、田中委員長は24日の会見で泉田知事の批判に対し、「状況に応じて必要があれば会うが、多忙でもあり、今回はご容赦願いたい。提案は受け取った事務方と情報共有している」と説明した。
『新潟日報』(2013/04/25)
▼ 「住民守る気あるのか」新潟県知事、原子力規制委を批判
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1576 (←映像付き)
新潟県の泉田裕彦知事は22日、同県が独自に設置した東京電力福島第1原発事故の検証委員会の議論に基づいた要請書を手渡すため、原子力規制庁の池田克彦長官と面会した。泉田知事は冒頭から、「原発と住民の安全を守る気があるのか」と原子力規制委員会を批判。「なぜ田中俊一委員長が会わないのか」と怒りをあらわにした。
泉田知事が提出したのは、同県が3月29日にまとめた「原子力発電所の安全対策及び住民などの防護対策について」と題した田中委員長宛の要請文。同県の検証委員会の議論に基づいたもので、原発事故対策のほか、緊急時の広域避難ルートの明確化や物資の調達、福祉病院施設の対策を含め、具体的な対応策の検討を求めている。
泉田知事は、去年10月に田中委員長宛てに、原発事故対策と住民の避難対策の強化を求める質問状を送ったにも関わらず、4ヶ月間も回答がないまま、原子力災害対策指針や新基準を策定していると厳しく批判。「住民の避難対策などについて、なぜ原発立地地域の話を聞かないのか」と声をあらげ、田中委員長が対応しないことについても「(規制委の)独立性をはき違えている」と非難した。
田中委員長は、3月13日の記者会見で、「新潟県知事から(質問が)出されたからといって、私がいちいちそれを答えていく義務があるとは思えません」と答えていた。
泉田知事は、「中越地震の時に、火災事故と複合災害を経験している。現場がどうだったのか聞かないで、どうして安全を判断できるのか」と原子力規制委員会を批判した。
※新潟県資料「原子力発電所の安全対策及び住民等の防護対策について」
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/801/899/130410_youbou.pdf
※3月13日 田中委員長記者会見
映像 http://youtu.be/5D0ozCwRWtE?t=14m47s
速記録 http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/20130313sokkiroku.pdf
『ourplanet TV』(04/22/2013)
▼ 泉田知事、規制委の対応を批判
泉田裕彦知事は24日、原子力規制委員会の田中俊一委員長が知事との面会に応じなかったことについて、会見で「県は権限と責任を有する行政機関。そこから現場の声を届けるのに、委員長が会わない。これを(規制委の)独立性と考えているのなら、話にならない」と述べ、規制委の対応をあらためて批判した。
知事は東京電力福島第1原発事故を検証している県技術委員会の中間報告などを基にした要望を規制委に伝えるため、田中委員長への面会を求めていたが、22日の面会で対応したのは事務方トップの池田克彦・原子力規制庁長官だった。
会見で知事は「国が規制基準を検討している中、(県の)検討結果を反映してほしいと要望していた。事務局ではなく、意思決定をする人にしっかり伝えたい」と強調。再度、田中委員長への面会を求めているという。
一方、田中委員長は24日の会見で泉田知事の批判に対し、「状況に応じて必要があれば会うが、多忙でもあり、今回はご容赦願いたい。提案は受け取った事務方と情報共有している」と説明した。
『新潟日報』(2013/04/25)
▼ 「住民守る気あるのか」新潟県知事、原子力規制委を批判
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1576 (←映像付き)
新潟県の泉田裕彦知事は22日、同県が独自に設置した東京電力福島第1原発事故の検証委員会の議論に基づいた要請書を手渡すため、原子力規制庁の池田克彦長官と面会した。泉田知事は冒頭から、「原発と住民の安全を守る気があるのか」と原子力規制委員会を批判。「なぜ田中俊一委員長が会わないのか」と怒りをあらわにした。
泉田知事が提出したのは、同県が3月29日にまとめた「原子力発電所の安全対策及び住民などの防護対策について」と題した田中委員長宛の要請文。同県の検証委員会の議論に基づいたもので、原発事故対策のほか、緊急時の広域避難ルートの明確化や物資の調達、福祉病院施設の対策を含め、具体的な対応策の検討を求めている。
泉田知事は、去年10月に田中委員長宛てに、原発事故対策と住民の避難対策の強化を求める質問状を送ったにも関わらず、4ヶ月間も回答がないまま、原子力災害対策指針や新基準を策定していると厳しく批判。「住民の避難対策などについて、なぜ原発立地地域の話を聞かないのか」と声をあらげ、田中委員長が対応しないことについても「(規制委の)独立性をはき違えている」と非難した。
田中委員長は、3月13日の記者会見で、「新潟県知事から(質問が)出されたからといって、私がいちいちそれを答えていく義務があるとは思えません」と答えていた。
泉田知事は、「中越地震の時に、火災事故と複合災害を経験している。現場がどうだったのか聞かないで、どうして安全を判断できるのか」と原子力規制委員会を批判した。
※新潟県資料「原子力発電所の安全対策及び住民等の防護対策について」
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/801/899/130410_youbou.pdf
※3月13日 田中委員長記者会見
映像 http://youtu.be/5D0ozCwRWtE?t=14m47s
速記録 http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/20130313sokkiroku.pdf
『ourplanet TV』(04/22/2013)
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