ひょうたん島研究会・TT(高木@千葉高退教)です。
すべての友人の皆さんへ。
以下の雑文を書いたので紹介します。
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★ 映画『小学校~それは小さな社会』雑感
T.T.0663(ひょうたん島研究会)
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仲間内にメール発信した『瓢箪通信12/17早朝』に、次のように書いた。
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│ (前略)昨日(12/16)の午後は、シネスイッチ銀座で、映画『小学校~ │
│それは小さな社会~』を見ました。いろいろな意味で、面白かったです。 │
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ウ~ン、ほとんど何も言っていないね。この映画の紹介文が昨日12/25の朝日「教育面」に載っていたので、それを肴に、雑感を少々書かせてもらう。以下、この記事等からの引用は│ │ の中。
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│ ーー(監督の山崎エマさんは)東京・世田谷の小学校を1年計700時間撮 │
│影したそうですが、なぜ公立小を撮ろうと思ったのですか。 │
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これが記事の冒頭にある質問なのだが、これに対する回答は以下のとおり。
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│ 英国人の父と日本人の母を持ち、大阪の公立小を卒業、中高はインターナ│
│ショナルスクールで、米国の大学に進学しました。ニューヨークで働き、「す │
│ごく頑張るね」「チームワークが得意だね」と言われて。どうして自分はこ │
│うなったかと考えた時、基礎を学んだのは小学校の6年間だったと気付いた │
│んです。 │
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そして、ある小学校のほぼ1年間が描かれるのだが、「公立」小であることは、映画の中では強調されていなかったと思う。「世田谷区立」であることも、映画の最後にちょっと出てくるだけだった。たぶん監督の山崎さんは、普遍的なものとして「公立小」を捉えたかったのだろうと、ぼくは推測した。
実はこの映画を見る前、シネスイッチ銀座に早めに着いたので、この映画の宣伝チラシを読んでいた。その中で、いくつかの外国でのこの映画に対する感想が紹介されている。
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│韓国 │
│ 「人々の表情、動作の姿勢がすべて生き生きしている。個性が生きている。」 │
│ギリシャ │
│ 「日本の子どもたちの責任感がすごい。小さな子どもを信頼する先生たち │
│もすごい。」 │
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褒めすぎだと思うし、「ニッポンの教育はすごい!」みたいな映画だと嫌だなあーーと、正直思ったーーが、それは杞憂だった。以下、記事より。
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│ ーー大事なものを見つめ直す一方、上履きがきっちりそろっているか確認 │
│する、合唱で全員ぴったし姿勢をそろえる指導など、そこまで必要だろうか │
│と感じる場面もありました。 │
└───────────────────────────────┘
映画の主役は入学したばかりの1年生と卒業を控える6年生で、彼らの1年間の成長がテーマだったと思う。当然入学式が冒頭のシーンで、ラストシーンは卒業式。
映画の中ではーーという限定付きだと思うが、「余分なものがない卒入学式」が良かったと思ったTTである。
「いろいろな意味で、面白かったです」の中身を書いてたら、こんなに長くなってしまいました。
(24/12/26早朝)
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