<転送歓迎>(重複ご容赦)・「新芽ML」・「ひのきみ全国ネット」、・「戦争をさせない杉並1000人委員会」の渡部です。
昨日(10月24日)夜、突然、▲ 山際経済再生担当大臣が辞任しました。
山際大臣は旧統一教会とのかかわりが次々と明らかになりましたが、「記憶にない」とか「自分の事務所では1年をめどに資料を廃棄しているから、確認できなかった」などと繰り返していました。
特に、「1年をめどに資料を廃棄している」というに至っては、証拠隠滅をしているとしか思えません。
そうした山際氏を大臣に任命した岸田首相も大問題です。
しかも、岸田首相はその山際氏をこれまで一貫してかばい、昨日の参院予算委員会での審議では、山際氏を更迭するのかと聞かれても、「そういうことは全くありません」と答えていました。
ところがその山際氏が、昨夜一転して辞任しました。
そしてのべた事は、自分の行為に対する反省や謝罪ではなく、
「予算委員会が一巡した。このタイミングを逃すわけにはいかないと思った」
「政権に対してもご迷惑をおかけすることになった」
ということです。
すでに臨時国会(10月3日~12月10日)以前から、山際氏の問題は大きく取り上げられていました。
にもかかわらず、辞任もせず、国会最中に職を投げ出したのです。
それなのに、政権に対して申し訳ないからやめる、だが議員は辞職しない、というのです。
全く話になりません。
また直前まで山際氏を更迭するつもりは「全くない」とのべていた岸田首相は、「山際氏には説明責任を果たしてもらわなければならないと言ってきた」と、あくまでも自分の責任ではないとのべています。
ただ「任命責任は当然感じている」とのべるだけです。
このような岸田首相の態度は、旧統一教会に対する調査についても同じです。
岸田首相は、10月17日の衆院予算委員会で、旧統一教会に対し、宗教法人法に基づき「報告徴収・質問権」を行使し、事実関係把握や実態解明をめざすと述べました。
しかし、旧統一教会の友好団体が自民党の国会議員と「政策協定」を結んでいたことが明らかになると、昨日、「各議員が点検し、説明すべきことだ」と態度を一転させたのです。
要するに実態解明をすれば、旧統一教会と自民党との政策の同一性が明らかになるからです。
もはや、ここまで来れば岸田首相は全く信用できません。
「国葬問題」
「コロナ問題」
「インフレによる生活困窮問題」
「長男の秘書官就任問題」
「旧統一教会と自民党のズブズブの関係の問題」
「マイナンバーカードと保険証の一体化問題」、
「敵基地攻撃能力の保有と防衛費倍増問題」
などなど。
どれもこれも問題だらけです。
自民党の衆院ベテランも「もう収拾がつかなくなっている」と述べています。
岸田首相は行き詰まったのです。
今こそ、「私たちの草の根」が広く根を張る時です。
それが「収拾がつかなくなっている」日本社会を、救う力になるでしょう。
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「11・10羽場先生講演会」の写真を差し替えたものを添付します。
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