=立川テント村通信=
◆ 辺野古新基地建設阻止!
オスプレイはどこにもいらないぞ!
横田行動のデモが行われた九月三〇日は沖縄県知事選の投票日でもあったが、選挙結果は辺野古新基地建設反対を明言した玉城デニー氏の圧勝。八万票もの差をつけて佐喜真候補を破った。
だが、同日に行われた宜野湾市長選では与党の推す松川候補が当選している。今後の政治情勢分析などは丁寧に行い、気を引き締めて反戦反基地運動の側も闘い方を考えていく必要はある。
しかし、安倍政権が総力戦で臨んだ沖縄県知事選で大敗したことは小さくはない。政権打倒へ向けてさらに精力的な行動を重ねよう。
◆ 航空祭はまたも右翼登場
その前日九月二九日の「立川防災航空祭」に対しては私たちは久しぶりにデモを行った。
ここ五年ほどは右翼団体がゲート前に登場し、私たちの抗議情宣に対して妨害・介入を試みるようになっていた。
昨年は抗議情宣後に宣伝力ーを取り囲み、フロントガラスを損傷させるなどの暴力行為を行ってきた。
航空祭開揚と同時の情宣という戦術から今年はデモ行進に切り替え、ゲート前への登場を目指した。
出発地点は昔の立川基地ゲートがあった場所の「憩いの場」。朝から台風に刺激された秋雨前線の雨が降りしきる。
そんな中で横浜ナンバーの右翼街宣車が突撃ラツパを鳴り響かせながら公園への突入を試みたのか、歩道に乗り上げて一帯は騒然となった。結局警官を間に挟んでこちらとにらみ合いの末、そのまま引き上げていった。
簡単な状況報告をテント村から行って、市内デモに出発。参加二七名は多くはないが例年の基地ゲート近くでの情宣に比べれば倍以上だ。
基地ゲート前には別の右翼が宣伝カーやトラメガで情宣を行っていたが、人数も少なくしょぽい印象だ。そう言えば雨のせいで観客も少なめ。展示飛行も縮小して行われたようだ。
無事に一時間ほどのデモを貫徹。悪天候の中参加してくれた仲間にお礼を言いたい。
自衛隊に抗議すると立川の場合は右翼ももれなくついてくる。国家・天皇制・右翼・自衛隊・警察の相関関係がよくわかる行動なのだ。
◆ オスプレイ正式配備を許すな!
さらに翌日三〇日はオスプレイ正式配備反対の横田集会デモ。こちらは実行委の横田行動主催だ。参加五七名。
時事通信の記者や週刊金曜日のカメラマンも参加して最後までデモにつきあってくれた。なお、時事通信で当日の記事が配信された。
午前中から一時的に雨はやみ、幸い福生公園での集会中は降り出すことはなかった。実行委からオスプレイの危険性などをアピールした後に地域からの発言。
福本道夫さん(横田・基地被害をなくす会・第9次横田基地公害訴訟団)、
大森さん(米軍基地に反対する実行委)、
山口ちはるさん(パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会)、
重松さん(国立市議)、
大仲さん(一坪反戦地主会関東ブロック)
となかなか多彩な顔ぶれ。
「新社会党」のノボリも横田デモでは珍しい。
申し入れ採択後にデモに出発した。
デモ中から雨が徐々に降り出したが、比較的弱いままで解散地まではもった。
第ニゲート前では米軍基地への申し入れを代表団で持っていくが米軍側は無視。やむなくゲート内に投げ入れた。
戻って交番近くで航空総隊代表の自衛官に自衛隊のオスプレイ購入や南西諸島ミサイル部隊配備にも反対する申し入れを読み上げ手渡した。
解散後、次第に雨が強くなっでいったようだ。
◆ 安保体制と自衛隊への対決を
オスプレイは奄美などでも超低空訓練を続けている。
日米安保に基づく日米地位協足は世界でも例がない差別的・一方的な協定で、こういう航空法違反の飛行も規制出来ない。
今年も行われる一一月四日砂川現地集会で軍事評論家の前田哲男さんがこの問題について講演を予定している。
安保の問題は沖縄だけでなく全国にある。今や「本土の沖縄化」と言っていいほど本土の基地の強化は進んでいる。
オスプレイなど新兵器配備やミサイル基地建設を続ける自衛隊への対決も含め、安保体制と闘える運動の拡大・活性化を目指していこう。
『立川自衛隊監視テント村通信 488号』(2018年10月1日)
◆ 辺野古新基地建設阻止!
オスプレイはどこにもいらないぞ!
横田行動のデモが行われた九月三〇日は沖縄県知事選の投票日でもあったが、選挙結果は辺野古新基地建設反対を明言した玉城デニー氏の圧勝。八万票もの差をつけて佐喜真候補を破った。
だが、同日に行われた宜野湾市長選では与党の推す松川候補が当選している。今後の政治情勢分析などは丁寧に行い、気を引き締めて反戦反基地運動の側も闘い方を考えていく必要はある。
しかし、安倍政権が総力戦で臨んだ沖縄県知事選で大敗したことは小さくはない。政権打倒へ向けてさらに精力的な行動を重ねよう。
◆ 航空祭はまたも右翼登場
その前日九月二九日の「立川防災航空祭」に対しては私たちは久しぶりにデモを行った。
ここ五年ほどは右翼団体がゲート前に登場し、私たちの抗議情宣に対して妨害・介入を試みるようになっていた。
昨年は抗議情宣後に宣伝力ーを取り囲み、フロントガラスを損傷させるなどの暴力行為を行ってきた。
航空祭開揚と同時の情宣という戦術から今年はデモ行進に切り替え、ゲート前への登場を目指した。
出発地点は昔の立川基地ゲートがあった場所の「憩いの場」。朝から台風に刺激された秋雨前線の雨が降りしきる。
そんな中で横浜ナンバーの右翼街宣車が突撃ラツパを鳴り響かせながら公園への突入を試みたのか、歩道に乗り上げて一帯は騒然となった。結局警官を間に挟んでこちらとにらみ合いの末、そのまま引き上げていった。
簡単な状況報告をテント村から行って、市内デモに出発。参加二七名は多くはないが例年の基地ゲート近くでの情宣に比べれば倍以上だ。
基地ゲート前には別の右翼が宣伝カーやトラメガで情宣を行っていたが、人数も少なくしょぽい印象だ。そう言えば雨のせいで観客も少なめ。展示飛行も縮小して行われたようだ。
無事に一時間ほどのデモを貫徹。悪天候の中参加してくれた仲間にお礼を言いたい。
自衛隊に抗議すると立川の場合は右翼ももれなくついてくる。国家・天皇制・右翼・自衛隊・警察の相関関係がよくわかる行動なのだ。
◆ オスプレイ正式配備を許すな!
さらに翌日三〇日はオスプレイ正式配備反対の横田集会デモ。こちらは実行委の横田行動主催だ。参加五七名。
時事通信の記者や週刊金曜日のカメラマンも参加して最後までデモにつきあってくれた。なお、時事通信で当日の記事が配信された。
午前中から一時的に雨はやみ、幸い福生公園での集会中は降り出すことはなかった。実行委からオスプレイの危険性などをアピールした後に地域からの発言。
福本道夫さん(横田・基地被害をなくす会・第9次横田基地公害訴訟団)、
大森さん(米軍基地に反対する実行委)、
山口ちはるさん(パトリオットミサイルはいらない!習志野基地行動実行委員会)、
重松さん(国立市議)、
大仲さん(一坪反戦地主会関東ブロック)
となかなか多彩な顔ぶれ。
「新社会党」のノボリも横田デモでは珍しい。
申し入れ採択後にデモに出発した。
デモ中から雨が徐々に降り出したが、比較的弱いままで解散地まではもった。
第ニゲート前では米軍基地への申し入れを代表団で持っていくが米軍側は無視。やむなくゲート内に投げ入れた。
戻って交番近くで航空総隊代表の自衛官に自衛隊のオスプレイ購入や南西諸島ミサイル部隊配備にも反対する申し入れを読み上げ手渡した。
解散後、次第に雨が強くなっでいったようだ。
◆ 安保体制と自衛隊への対決を
オスプレイは奄美などでも超低空訓練を続けている。
日米安保に基づく日米地位協足は世界でも例がない差別的・一方的な協定で、こういう航空法違反の飛行も規制出来ない。
今年も行われる一一月四日砂川現地集会で軍事評論家の前田哲男さんがこの問題について講演を予定している。
安保の問題は沖縄だけでなく全国にある。今や「本土の沖縄化」と言っていいほど本土の基地の強化は進んでいる。
オスプレイなど新兵器配備やミサイル基地建設を続ける自衛隊への対決も含め、安保体制と闘える運動の拡大・活性化を目指していこう。
『立川自衛隊監視テント村通信 488号』(2018年10月1日)
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