パワー・トゥ・ザ・ピープル!!アーカイブ

東京都の元「藤田先生を応援する会」有志によるブログ(2004年11月~2022年6月)のアーカイブ+αです。

8.28ザ淀川トークカフェの報告とその後

2017年09月02日 | 日の丸・君が代関連ニュース
 ◆ がっこうがヘン!誰のための学校?何のための教育?
   ~歴史から見えてくるもの~
(グループZAZA)
   現役中学教員松田幹雄さんからの報告です。


 昨日夜、阪急神崎川近くの三津屋商店街にある「みつや交流亭」で行われた「がっこうがヘン!誰のための学校?何のための教育?~歴史から見えてくるもの~」に参加し、学校で起きていることについて報告させてもらいました。
 参加者12~13人のこじんまりした会でしたが、参加してくれた皆さん(直接の学校関係者ではないが教育に心を寄せる人が多かったです)、にしっかり受けともてもらえたという実感が持てました。
 どんどん発信していく必要がある、共感は必ず広がる確信できる催しでした。
 報告は、「『運営の計画』と学校評価、教職員評価」「在日外国人教育の実践をめぐって」「『君が代』指導の実態」を中心に行いました。
 準備した資料は、以下
 ●自己紹介にかえて
 →陳述書・陳述書について・略歴と「教員としての基本的スタンス」、「『君が代』不起立は大罪か?~教職員服務ハンドブック『過去の処分事例』~について」
 ●「『運営の計画』と学校評価、教職員評価」について
 →2017ZENKO分科会⑧基本報告2「大阪市の教育の現状とそれをもたらしたもの」、1947年旧教育基本法と2006年改正教育基本法、大阪市教育振興基本計画から「各施策の目標(成果指標)」、U中「運営の計画」から一部抜粋、人事考課制度試行の手引きから「相対評価による人事考課制度」、評価項目着眼点、新たな職への格付け(案)、相対評価反対職場個人ビラ
 ●「在日外国人教育の実践をめぐって」について
 →U中民族講演会での民族講師の人の話と生徒の感想、「残された名刺」あらすじ、育鵬社歴史教科書と学び舎歴史教科書の記述の比較
 ●「『君が代』指導の実態」について
 →中学校音楽教科書の記述、学校(教育委員会)に対する「君が代指導に対する要請(案)、4月全市校長会での指導部長訓示、「君が代」の意味知ってる?中学生への配布ビラ、「教育勅語」教材使用に関する教育史学会理事会声明、9.17集会ビラの裏(「教育勅語」は人の道の基本を示さず)
 この企画は、ザ淀川、脱原発イベント情報(一日一回脱原発ブログ)への掲載や発言する保護者ネットMLへの投稿等をやってもらい、一定知ってもらえたように思います。
 この企画を出発点に、継続して、教育の問題を大きく発信していけたらと思っています。
 取りあえずの報告でした。

『グループZAZA』(2017-08-29)
http://blog.goo.ne.jp/zaza0924/e/9f80d321a3288f7629d756f874801b53
 ◆ 8.28ザ淀川トークカフェ その後

松田です。

 不当判決が続く裁判の現状、本当にひどいですね。
 このひどさ、不当性をどう訴えていくか動きながら考えていきたいと思います。
 「日の丸・君が代」にとどまらず、今の学校の現実を訴えることで、共感を引き出せるという手ごたえをつかめたので報告します。
 8月28日に淀川区三津屋商店街にある「みつや交流亭」で、学校で起きていることについて話をさせてもらったのですが、参加いただいたみなさんの感想を送ってもらったので、紹介します。
 8.28ザ淀川トークカフェ「がっこうがへん!誰のための学校?何のための教育?~歴史から見えてくるもの~」の案内が、ザ淀川に載っていたことを当日配られた9月号で知りました。表紙の一部と案内の箇所を添付で送ります。
 表紙には発行部数90000部とあります。
 広く宣伝されたのだと改めて思いました。

 また、企画終了後、以下のブログに簡単な報告を載せてもらっていることがわかりました。
 ※みつや交流亭この指と~まれ
https://blogs.yahoo.co.jp/miyuki22122/41080664.html
 ※落語家笑福亭仁勇の日記風エッセイ
http://www008.upp.so-net.ne.jp/niyu-ken/untitled5.htm
 ザ淀川トークカフェの感想をまとめたものをMさんの送ってもらいました。

 感想をまとめて送ってくれたMさんは、
「こうまで酷い状況とは…と暗澹たる気持ちに。
ってゆーか、もう、ほんとふざけんなと叫び出したいぐらいでした。
学校は“国民”を作るための矯正施設か!(怒)
松田さんやお仲間が小さくとも声を上げ続けていらっしゃることを、
他でも市民向けに伝えて行ける場があるといいですね。」
 という感想を持ったとのことです。
 以下、送ってもらった参加者の感想です。
◎福祉と教育がこんなに複雑、難解なのが今初めてわかった。帰ってから資料を見直してみます。
「明るい非国民」 いい言葉だった。

◎教育現場のお話しなど、とても面白かったです。
 福祉関係の仕事をしています。私も人事考査の問題は他人事でないです。
 松田さんのお話にとても共感しました。

◎すごく考えらさせられる現実を、あまりにも知らなすぎる。
 ものを言うと睨まれる世の中、イヤだね。

◎雑談のように、近い場所で、地声が聞こえてよかった。
 プログラムが簡 単に理解できず、発信する側も難しいと思いました。

◎学校現場や市の教育方針を市民、保護者の方へ伝えることの大切さを一層感じました。
◎人数、人との距離、見やすく、聞きやすく、話しやすい。
 専門現場での状況をしることができ、貴重な企画でした。

◎勉強になり、現状を危惧します。

◎これくらいの人数だと一人ひとりの声をちゃんと聞くことができていいですね。
 勉強にもなったし、面白かったです。

◎教育現場の話をもっともっと広く、深く聞きたい。

◎本多さん父娘のお話は大変興味深く、続編があればぜひ聞きたいと思いました。
 松田先生のお話からは、 日本の教育の非情な現状がよくわかり、辛くなりました。
 以上
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