▼ 原発も戦争もなくそう!
~「4.16さようなら原発首都圏集会」開かれる
主催「さようなら原発」一千万署名 市民の会
4月16日、13:30に「さようなら原発首都圏集会」が東京の亀戸中央公園で開催された。
福島原発事故から11年、世界に類のない巨大事故は、未だに廃炉の行方も見えない。国と東京電力は、ALPUS汚染水の海洋放出を強引に進めている。再び福島の海を汚そうとする。
事故の教訓と反省を生かすことなく、政府は新たなエネルギー基本計画を策定し、30年までに電源構成に占める20~22%を原発で補おうとする。それは30基の原発を再稼働が前提になっている。
さらに破たんしている核燃料サイクルの延命を図ろうと強引に進める。
福島原発事故から廃炉の時代を迎え、世論も強く求めている。今こそ「さようなら原発」の声を上げ、脱原発のうねりをつくりあげましょう! (報告=宮川敏一)
【音楽】13:00 ニシカワmeetsフォーク
【開会】13:30
▼ 主催者挨拶 鎌田慧さん(ルポライター)
「ロシアのウクライナ侵略が公然と行われているが、止められない現状がある。バイデンはホロコーストと言っているが、ホロコーストといえば、私たちは大空襲、原発投下で甚大な被害を体験していている。
ウクライナ侵略で、保守自民党は水を得て魚のような、核の保有、敵基地攻撃を口にする。ロシア軍はチェルノブイリ原発制圧を狙い、塹壕を掘って大量に被曝している。
原発が核爆弾と同じ役割を果たしている。1日も早く、停戦と戦争をやめさせる。平和運動を広める久々の集会です。
原発をなくなるまで、戦争がなくなるまで、頑張りましょう!」
【連帯挨拶】
▼ フクシマから「福島原発刑事告訴裁判について」宇野朗子さん
多く皆さんの前でお話しできるのが嬉しい。原発事故で立ち退き、避難した人は全てを置いてきた。命を落とした人もいた。今も6万人以上がいる。
子供甲状腺がんが福島だけでも293名。1万人に一人以上です。
私たちは汚染水の海上放出をやめさせます。原発事故から何を学ぶのか政府は放棄しています。公正な裁判を求め最後まで頑張ります。
▼ 「六ヶ所再処理工場について 判決の先延ばしを日本電源は妨害する」 山田春彦さん
6/12 六カ所村村長選に立候補します。核燃料サイクルが動いたら大変と声を大にしてきました。「怖いからと」公約をして頑張ります。
▼ 「東海第二原発運転差止裁判について」大石光伸さん
闘いは東京高裁に移った。昨年水戸地裁は東海第2原発を運転してはならないとした。福島第1原発事故を受けてのものと思います。1年経っても始まらない。避難の実効性がなければならない。東京高裁はこれをくつがえそうとする。原発事故から11年の闘いで明らかにされてきた。
この10年で真実を明らかにした裁判だった。歴史に刻んだ闘いで最高裁まで頑張ります。
▼ ロシア侵攻と原発占拠について 伴英幸さん
思いもよらないロシアのウクライナ侵略、チェルノービリ原発の制圧から、核施設でロシア兵の被曝があった。欧州一のサポロジェ原発も一時制圧された。
いつでも原発は標的される危険がある。日本では原発攻撃あればひとたまりもない。きちっと危険を受け止め脱原発で頑張らなければならない。
▼ ウクライナ支援について 田口務さん(YMCA)
ロシア、ウクライナにあるYMCAは市民の立場から友好活動を進めてきた。
ウクライナの個人所得は日本の1/5で個人では渡航避難できない。行政の手続きの難しさから日本に避難できない。どのように支援するか課題がある。
日本への避難者は女性が主。ウクライナで女性の大学進学率は90%で、結婚しても働き、専業主婦の感覚がなく、みんなが働きたい思いを持っている。日本でも働く場所確保が課題に。
【閉会挨拶】
▼ 落合恵子さん
木々を見て、当たり前ですが原発のある国に春がきたと改めて思った。プーチンのウクライナ侵略をどんな言葉を用いるのか?原発のある国に人は生きている事実。私たちは絶えちゃいけないのです。
ウクライナに15基の原発がある。日本も同じ、11年前の春、どれだけの苦しみを味わったか。その苦しみの一つも減らないで来た。耐えちゃいけない。
唯一の誇りは闘ってきたこと。権力と闘えます、宝です。私たちは被害者になりたくない。福島の悲しみを振りかえりたくない。誰に対して加害者にもならない。それが自分自身の誇りだ。
この先、環境は変わらないかもしれない。でも、変わらないからやらないも卑怯に。ちゃんと平和を作ろうよと頑張りましょう。
【デモ行進】14:45
会場→錦糸町駅方面
『レイバーネット日本』(2022-04-16)
http://www.labornetjp.org/news/2022/0416hokoku
~「4.16さようなら原発首都圏集会」開かれる
主催「さようなら原発」一千万署名 市民の会
4月16日、13:30に「さようなら原発首都圏集会」が東京の亀戸中央公園で開催された。
福島原発事故から11年、世界に類のない巨大事故は、未だに廃炉の行方も見えない。国と東京電力は、ALPUS汚染水の海洋放出を強引に進めている。再び福島の海を汚そうとする。
事故の教訓と反省を生かすことなく、政府は新たなエネルギー基本計画を策定し、30年までに電源構成に占める20~22%を原発で補おうとする。それは30基の原発を再稼働が前提になっている。
さらに破たんしている核燃料サイクルの延命を図ろうと強引に進める。
福島原発事故から廃炉の時代を迎え、世論も強く求めている。今こそ「さようなら原発」の声を上げ、脱原発のうねりをつくりあげましょう! (報告=宮川敏一)
【音楽】13:00 ニシカワmeetsフォーク
【開会】13:30
▼ 主催者挨拶 鎌田慧さん(ルポライター)
「ロシアのウクライナ侵略が公然と行われているが、止められない現状がある。バイデンはホロコーストと言っているが、ホロコーストといえば、私たちは大空襲、原発投下で甚大な被害を体験していている。
ウクライナ侵略で、保守自民党は水を得て魚のような、核の保有、敵基地攻撃を口にする。ロシア軍はチェルノブイリ原発制圧を狙い、塹壕を掘って大量に被曝している。
原発が核爆弾と同じ役割を果たしている。1日も早く、停戦と戦争をやめさせる。平和運動を広める久々の集会です。
原発をなくなるまで、戦争がなくなるまで、頑張りましょう!」
【連帯挨拶】
▼ フクシマから「福島原発刑事告訴裁判について」宇野朗子さん
多く皆さんの前でお話しできるのが嬉しい。原発事故で立ち退き、避難した人は全てを置いてきた。命を落とした人もいた。今も6万人以上がいる。
子供甲状腺がんが福島だけでも293名。1万人に一人以上です。
私たちは汚染水の海上放出をやめさせます。原発事故から何を学ぶのか政府は放棄しています。公正な裁判を求め最後まで頑張ります。
▼ 「六ヶ所再処理工場について 判決の先延ばしを日本電源は妨害する」 山田春彦さん
6/12 六カ所村村長選に立候補します。核燃料サイクルが動いたら大変と声を大にしてきました。「怖いからと」公約をして頑張ります。
▼ 「東海第二原発運転差止裁判について」大石光伸さん
闘いは東京高裁に移った。昨年水戸地裁は東海第2原発を運転してはならないとした。福島第1原発事故を受けてのものと思います。1年経っても始まらない。避難の実効性がなければならない。東京高裁はこれをくつがえそうとする。原発事故から11年の闘いで明らかにされてきた。
この10年で真実を明らかにした裁判だった。歴史に刻んだ闘いで最高裁まで頑張ります。
▼ ロシア侵攻と原発占拠について 伴英幸さん
思いもよらないロシアのウクライナ侵略、チェルノービリ原発の制圧から、核施設でロシア兵の被曝があった。欧州一のサポロジェ原発も一時制圧された。
いつでも原発は標的される危険がある。日本では原発攻撃あればひとたまりもない。きちっと危険を受け止め脱原発で頑張らなければならない。
▼ ウクライナ支援について 田口務さん(YMCA)
ロシア、ウクライナにあるYMCAは市民の立場から友好活動を進めてきた。
ウクライナの個人所得は日本の1/5で個人では渡航避難できない。行政の手続きの難しさから日本に避難できない。どのように支援するか課題がある。
日本への避難者は女性が主。ウクライナで女性の大学進学率は90%で、結婚しても働き、専業主婦の感覚がなく、みんなが働きたい思いを持っている。日本でも働く場所確保が課題に。
【閉会挨拶】
▼ 落合恵子さん
木々を見て、当たり前ですが原発のある国に春がきたと改めて思った。プーチンのウクライナ侵略をどんな言葉を用いるのか?原発のある国に人は生きている事実。私たちは絶えちゃいけないのです。
ウクライナに15基の原発がある。日本も同じ、11年前の春、どれだけの苦しみを味わったか。その苦しみの一つも減らないで来た。耐えちゃいけない。
唯一の誇りは闘ってきたこと。権力と闘えます、宝です。私たちは被害者になりたくない。福島の悲しみを振りかえりたくない。誰に対して加害者にもならない。それが自分自身の誇りだ。
この先、環境は変わらないかもしれない。でも、変わらないからやらないも卑怯に。ちゃんと平和を作ろうよと頑張りましょう。
【デモ行進】14:45
会場→錦糸町駅方面
『レイバーネット日本』(2022-04-16)
http://www.labornetjp.org/news/2022/0416hokoku
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